ソシエダ会長が久保建英に言及「タケが何年もクラブに留まってくれることを願う」

 レアル・ソシエダの会長職に就くホキン・アペリバイ氏が、日本代表MF久保建英には同クラブで長年プレーして欲しいとの願望を語った。19日、スペイン紙『マルカ』が報じた。

 昨夏に、2019年夏から在籍していたレアル・マドリードを離れ、レアル・ソシエダに完全移籍した久保建英。“ラ・レアル(ソシエダの愛称)”で迎えた初年度にラ・リーガで9得点7アシストと才能が開花。レアル・ソシエダ在籍2年目となる今シーズンも、ラ・リーガ開幕節でゴールを決めると、ここまで8試合に出場し5得点1アシストを記録している。9月には、日本人選手として初となるラ・リーガ月間MVPに輝き、日本代表としても出場した直近3試合で3アシストをマークするなど絶好調を維持している。

 そんな久保を巡っては、レアル・マドリードが買い戻す可能性が度々報じられている。

 そのような状況のなか、レアル・ソシエダのアペリバイ会長は「ソシエダが良くなればなるほど、また、国際的にソシエダの存在感が高まれば高まるほど、偉大な選手たちがソシエダに留まり続ける可能性も高まる。タケ(久保)はソシエダに満足しているし、ソシエダもタケに満足している。彼のソシエダでのプレーが長く続くことを望んでいる。そして、タケがここからいなくなるのであれば、我々はソシエダとスペインサッカーのために新たなタケを見つけるよう努めるだろう」と語った。

 また、アペリバイ会長は「(久保の)保有権の100パーセントはソシエダが保有している。同選手を売却した場合、レアル・マドリードは売却によるキャピタルゲインの約50パーセントを得る。しかし、久保を売却するか否かを決めるのはソシエダだ。また、タケとソシエダが新たな契約を結ぶかは、タケが個人、そしてチームでの目標を達成できるかどうかにかかっている。私はタケが何年もクラブに留まってくれることを願う」と久保がソシエダで長年プレーすることを希望した。
 
 さらに、アペリバイ会長は「レアル・マドリードは偉大なクラブだ。選手たちがプレーしたいと思うクラブに、選手が移籍してしまう危険性は常にある。ソシエダを偉大なクラブに変え、偉大な選手たちがここに残りたいと思える存在にできるか見てみよう」語り、久保がレアル・マドリードに移籍する可能性は残っていることを認めつつ、選手たちがソシエダで長年プレーしたいと望むクラブにしたいという気持ちを表明した。

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