2度目の日本一に輝いた原英莉花にミズノから“粋なプレゼント” 「カッコよくてうれしい!」

<スタンレーレディスホンダ 事前情報◇5日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6590ヤード ・パー72>

先週の「日本女子オープン」を制した原英莉花に、その大会で使用していたアイアン『JPX 923 TOUR プロトタイプ』を製作するミズノから“特注の記念品”が贈呈された。
「メジャーだけでこれで3つ目。カッコよくてうれしいです!」。原がそう言って誇らしげに見せてくれたのは、原のアイアンと同モデルのヘッドがつけられたトロフィー。同社は、これまでも自社製品を使用して優勝した選手を、こういった形で祝福、敬意を表している。

男子では、今季「~全英への道~ミズノオープン」、「日本プロ選手権」と2勝を挙げる同社契約プロの平田憲聖にこの粋なトロフィーを渡しているが、その対応は契約外の選手でも変わらない。アイアン(ミズノ JPX 921 TOUR)を使用し、「ヤマハレディースオープン葛城」、「パナソニックオープンレディース」と女子ツアーで2勝を挙げた穴井詩も、やはり2つ手にしている。「アイアン1セット分、そろえたいですね(笑)」。それを受け取る時、こちらも粋なコメントで、その想いに応えていた。

2022年シーズンから契約フリーになった原にとって、これがそれ以降では初めての優勝になった。“古巣”ともいえる同社だが、「ミズノのアイアンは食いつくような打感が好き。球離れが早いアイアンは苦手です」と、やはり手に馴染む感触は変わらない。さらに「今のアイアンはストレートネックなんですけど、ずっと使ってきたグース(ネック)が好き。それで少しグースに見えるように調整してもらっています」と、お互いの信頼関係も崩れることはない。

今週の試合を終えると、原は17日から始まる来季米国女子ツアー出場権をかけた予選会(Qスクール)ステージ2に出場するため米フロリダ州に渡り、そこで最終予選会(Qシリーズ)進出を目指すことになる。開幕前日に行われた会見では、米国の硬い地面に対応するため、「日本でもやさしいアイアンから小ぶりなアイアンに替えてプレーしてきました」と話していた。目標実現への“大一番”でも、その手には変わらず『JPX 923 TOUR』が握られる。

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