バルサ、“神童”ヤマルと最大2030年夏までの契約を締結へ…契約解除金は約1580億円か

 バルセロナが、スペイン代表FWラミン・ヤマルとの新契約締結に近づいているようだ。10月1日、スペイン紙『スポルト』や移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。

 2007年7月13日生まれで現在16歳のヤマルは、6歳で地元の名門バルセロナの下部組織に入団。“ラ・マシア”きっての逸材として注目を集めると、今年4月にクラブ史上最年少記録となる15歳と290日でトップチームデビューを飾った。また、8月20日に行われたラ・リーガ第2節のカディス戦に先発出場し、21世紀におけるラ・リーガの最年少先発出場記録を更新。先月にはスペイン代表デビューも飾り、最年少出場記録と最年少ゴール記録を同時に更新した。

 今回の報道によると、バルセロナは輝きを放つ“神童”に対し2026年6月末までの3年契約を準備しているとのこと。既に両者の交渉は合意に達しており、ヤマルは早ければ現地時間10月2日火曜日にも新たな契約にサインすることになるという。なお、契約には1億ユーロ(約1580億円)の契約解除条項も盛り込まれるようだ。

 16歳のヤマルは法律の規定により、3シーズン以上の契約を締結することができない。“最長期間”を提示したバルセロナだが、既に将来的な流出阻止に向けた契約も準備しているという。報道によると、ヤマルの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏とバルセロナは、2030年6月末までの契約を締結することで合意に達しているとのこと。ヤマルが成人年齢に達したタイミングで、契約期間が自動的に2030年6月末まで延長されることになっているようだ。
 
 なお、今シーズンのヤマルはチャンピオンズリーグ(CL)を含めた公式戦全9試合で起用されており、ここまで2アシストをマークしている。

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