
ユヴェントスに所属するフランス代表MFポール・ポグバが、再び負傷離脱する可能性があるようだ。3日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
ユヴェントスは3日、セリエA第3節でエンポリと対戦し、24分にダニーロの先制弾で1点をリードすると、82分にはフェデリコ・キエーザがゴールを決めて2-0で勝利を収めた。
しかし、この試合の62分から途中出場を果たしたポグバにアクシデントが発生したようだ。今回の報道によると、ポグバは試合中、太ももに違和感を覚えた模様。チームを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督は試合後の記者会見でポグバの状態について「彼は太ももの裏側に痛みがある。明日か明後日には検査結果が出るだろう。彼は今日、とても良いプレーをしていたのでとても残念だ」とコメント。ポグバの負傷を認めた。
ポグバは昨年夏にマンチェスター・ユナイテッドを退団して約6年ぶりにユヴェントスに復帰。背番号「10」を託されるなど活躍に大きな期待がかかったが、プレシーズン中に右ひざを負傷して長期離脱に。今年2月に戦列に復帰したものの、その後も度重なるケガに苦しみ、ユヴェントス“復帰元年”は、公式戦10試合の出場で0ゴール0アシストという不本意な成績に終わった。
しかし、ポグバは8月27日に行われたセリエA第2節のボローニャ戦で約3カ月ぶりの公式戦復帰。試合後のイタリアメディア『DAZN』のインタビューでは「世界で一番大好きなことをまたできるようになってうれしく思っている」と自身の復帰について喜びのコメントを残していた。そんななかで迎えたエンポリ戦だったが、再び負傷離脱の可能性が浮上。ケガの詳細は不明だが、復帰を果たしたばかりのポグバにとっては厳しい試練となるかもしれない。