ジャンボ軍団・金子柱憲から直々アドバイス 鶴岡果恋は4位の上々発進

<ゴルフ5レディス 初日◇1日◇ゴルフ5カントリー美唄コース(北海道)◇6472ヤード・パー72>
 
現在のメルセデス・ランキングは60位につけ、初のシード獲得(同50位まで)を目指している鶴岡果恋。今季最後の北海道戦の初日は、5バーディ・3ボギーの「70」で回り、首位と4打差の4位タイ発進。「毎試合トップ10に入れるように計画して挑んでいるので、きょうはそこへの第一歩かな」。上がりの連続ボギーには「超もったいない」と悔しがるが、初日から上位フィニッシュを目指せる位置につけられたことにはうなずく。
先週は小樽の「ニトリレディス」で4日間を戦い抜くと、すぐさま兵庫県に移動して、「日本女子オープン」の最終予選会(2日間競技)に臨んだ。そして本戦出場権を携えて、北海道にカムバック。「ハードですけど、1日休んだら回復しました」と水曜日をオフに充て、開幕前日のプロアマ大会でゴルフの調子を整えてコース戦略も練った。
 
そのプロアマでは、ジャンボ軍団でもあるツアー通算6勝の金子柱憲と同組で回った。鶴岡のコーチで今回はキャディでもある重田栄作氏は、かつて金子の専属キャディを務めていたことでも知られている。
 
金子からはコースマネジメントのアドバイスをもらったり、強風に負けない抑えるショットを勉強した。例えば左ドッグレッグの7番パー4では、鶴岡はティショットでドライバーを選択していたが、3番ウッドで打つことを提案された。「フェアウェイが右に傾斜しているので、どうしてもバンカー方向に行ってしまう。『バンカーの手前に刻んだ方がいいんじゃない?』とアドバイスいただいて、そうしました」。最大瞬間風速12.9m/sを記録したこの日は、その教えを実行して3番ウッドを握り、フェアウェイから難なくパーを拾った。
 
目標達成“圏内”での滑り出しだが、維持するわけではなく、残り2日間でさらに上位を目指していく構え。「3日間大会なので、どこかで“バンッ!”っていかないと優勝には届かないと思う。飛び抜けたスコアを出せるように、あしたがそういう日になればいいかな」。ツアー初優勝をねらう24歳は、ベテランプロの教えを胸に大爆発を誓った。(文・笠井あかり)

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