
アーセナルに所属するアメリカ代表FWフォラリン・バログンが、モナコ加入に迫っているようだ。24日、イギリスメディア『スカイ』が伝えている。
現在22歳のバログンは、アーセナルの下部組織出身で2020年にトップチームデビューを果たし、その後はノッティンガム・フォレストへの半年間のレンタル移籍を経て、昨シーズンは日本代表FW伊東純也とともにスタッド・ランスでプレー。リーグ戦37試合の出場で、得点ランキング4位タイとなる21ゴールを挙げていた。
リーグ・アンで飛躍の1年を過ごし、今季からはアーセナルでの活躍が期待されていたバログンだが、多くの出場機会を得るため、レンタルバックには否定的な考えを持っており、アーセナル退団を希望していると報じられてきた。当初は、インテルが獲得に強い関心を示していたものの、アーセナルの要求額に難色を示して撤退。現在はモナコ、フルアム、チェルシーが移籍先の候補に挙げられていた。
そんななか、同メディアはモナコがバログン獲得に向け、アーセナルと大筋で合意したと報道。移籍金は4000万ポンド程度(約73億円)と見られ、5年契約を結ぶと伝えている。また、同選手は準備が整い次第、週末にはメディカルチェックのためモナコに向かう可能性があると指摘した。
アーセナルとの契約を2年残しているバログンだが、モナコ加入は決定的となっているようだ。