
ジェフユナイテッド千葉に所属しているFWブワニカ啓太が水戸ホーリーホックへ期限付き移籍することとなった。18日に両クラブが発表している。
発表によると、期限付き移籍期間は2023年8月16日から2024年1月31日まで。契約により、ブワニカは期限付き移籍期間内に両クラブが対戦する公式戦には出場することができない。水戸での背番号は「27」に決まっている。
ブワニカは2002年12月16日生まれの現在20歳。修徳高等学校を経て、2021年に千葉に入団した。ルーキーイヤーとなった2021シーズン、明治安田生命J2リーグ開幕戦のヴァンフォーレ甲府戦に後半頭から途中出場すると、デビュー戦でゴールを決める活躍を見せた。同シーズンは最終的に16試合出場1ゴールという成績に。翌シーズンは時間の経過とともに出場機会も増加し、明治安田生命J2リーグ25試合の出場で5ゴールを挙げた。迎えた今シーズンはここまで16試合の出場で2ゴールを記録。直近はメンバー外となる試合も少なくはなかった。
期限付き移籍に際し、ブワニカは千葉のクラブ公式HPを通してコメントを発表。「水戸ホーリーホックに期限付き移籍することになりました。シーズン途中にこのような形でチームを離れる決断をするのは、自分的にも悔しい思いはあります。ですが、またサッカー選手として力をつけて人としても成長できるよう新天地でも頑張りますので、応援よろしくお願いします!」とファン・サポーターに向けてメッセージを送った。
一方、新天地となる水戸のクラブ公式HPでは、以下のように意気込みを明かしている。
「ジェフユナイテッド千葉から期限付き移籍してきました。ブワニカ啓太です。水戸ホーリーホックという素晴らしい魅力のあるクラブに、家族として加われたことを本当に嬉しく思います」
「この街に来てまだ間もないですが、水戸ホーリーホックがどれだけ街に愛されているかがよくわかります。この温かい街で素晴らしいメンバーと一緒に闘えるのは僕にとってとても大きな経験です。僕もこの街とクラブを愛してチームの勝利にいち早く貢献できるよう頑張ります!」
2023シーズン、千葉は明治安田生命J2リーグ第30節終了時点で勝ち点「30」を積み上げ、現在は11位につけている。一方、水戸は同じく30試合を消化した段階で勝ち点「34」を獲得。順位は15位となっている。