
4日、マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督が現地時間6日に行われるアーセナルとのコミュニティ・シールド決勝を前にした記者会見にて、ポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァのバルセロナ(バルサ)移籍の可能性についてコメントした。スペインメディア『ムンド・デポルティボ』が伝えている。
同メディアによると、バルセロナがフランス代表FWウスマン・デンベレがパリ・サンジェルマンへの移籍が確実となったことを受け、マテウ・アレマニーFD(フットボールディレクター)とデコSD(スポーツディレクター)に加え、ジョアン・ラポルタ会長、ラファ・ジュステ副会長らが会議を行い、ベルナルド・シルヴァを最優先ターゲットに設定したとのこと。
報道によれば、バルサはベルナルド・シルヴァと年俸1100万ユーロ(約17億2000万ユーロ)で3年+延長オプション1年の契約を結ぶ考えであり、すでにラ・リーガに報告済みであるという。デンベレの他にも、コートジボワール代表MFフランク・ケシエがサウジアラビアのアル・アハリへ1100~1200万ユーロで移籍することが決定的となっていおり、アメリカ代表DFセルジーニョ・デストやフランス代表DFクレマン・ラングレの退団も近づいていると見られ、多額の移籍金を得られることがベルナルド・シルヴァ獲得を後押しすると報じられている。
これらの報道を受け、グアルディオラ監督はベルナルド・シルヴァと同じく退団が噂されるイングランド代表DFカイル・ウォーカーについても触れ、「彼らは我々にとって重要な選手であり、我々は残留を望んでいるし、彼らも残留を望んでいる。我々は彼らを留めることに全力を尽くすつもりだ」と両選手の残留希望を強調しつつ、「しかし、万が一彼らが退団を希望した時は扉は開けておくよ。ここに居たくない選手はいらない」と強気な姿勢を示した。また最後に「いずれにせよ、まだ適切なオファーは来ていない」と正式なオファーが届いていないことも明かしている。