横浜F・マリノスは8月1日、韓国人MFナム・テヒの完全移籍加入を発表した。背番号は「29」に決定している。
1991年7月3日生まれで現在32歳のナム・テヒは、中盤の攻撃的ポジションを主戦場とするプレーヤー。母国の蔚山現代やレディングの下部組織を経て、2009－10シーズンにヴァランシエンヌでプロデビューを果たした。その後はカタールのアル・ドゥハイルやアル・サッドでプレー。アル・ドゥハイルでは公式戦通算271試合の出場で103ゴール74アシストを記録したが、先月末をもって退団が決まっていた。
なお、2011年2月にデビューを飾った韓国代表では、ここまで国際Aマッチ通算53試合に出場し7ゴール4アシストをマーク。U－23代表の一員として参加した2012年のロンドンオリンピックでは全6試合に出場し、銅メダル獲得に貢献した。
自身初のJリーグ挑戦となるナム・テヒは、横浜FMのクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「マリノスファミリーの皆さん、はじめましてナム・テヒです。皆さんには『ナム』と呼んでいただきたいです！ 歴史あるこのクラブからオファーをいただき、とても光栄に思います。今回の移籍は、私にとって大きなチャレンジではありますが、横浜F・マリノスのアタッキングフットボールに少しでも早く慣れて、Jリーグやルヴァンカップ、ACLで結果を出して、皆さんとともに喜びを分かち合いたいと思います。よろしくお願いします！」
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