「NHKニュース」10月から手話通訳付きへ 同局の生放送定時番組で初

【モデルプレス=2023/07/26】NHKは26日、総合テレビ「NHKニュース」(全国:毎週日曜よる8時45分~/関東甲信越毎週日曜よる8時55分~)について、10月8日より手話通訳付きでの放送とすることを発表した。

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◆「NHKニュース」手話通訳付きへ

同番組では、通常のニュース画面のキャスターに向かって左側に手話通訳を合成して放送する。なお、気象情報のマーク画面や選挙の結果画面などは、情報の多くを視覚的に伝えられるため、手話通訳は行わないとしている。

NHKは「誰もが等しく情報を受け取ることができる放送・サービスを目指し、手話放送の拡充に取り組んでいます。今年度も、人気番組のダイジェストに手話を付与したコンテンツを制作し、総合テレビやEテレで放送しているほか、4月の統一地方選挙の開票速報番組についても、Eテレで手話を付けて放送しました。視聴者の皆さまから好評の声をいただいています」と取り組みの背景と反響を説明。

今回の手話通訳について「定時ニュースは生放送で突発の事態に対応する必要があるだけでなく、専門用語なども多く扱います。手話に正しく翻訳し、表現していくのは簡単ではありません。それでも、これまでの取り組みで培ったノウハウを生かすことで、正確性を担保することは可能だと判断しました。『一日の出来事を手話で知りたい』という視聴者のニーズにお応えしてまいります」と説明。

総合テレビの生放送の定時番組で、全体を通して手話通訳を付けるのは初となる。(modelpress編集部)

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