
ニューカッスルは23日、レスターからイングランド代表MFハーヴェイ・バーンズを完全移籍で獲得したことを発表した。
発表によると、ニューカッスルはバーンズと2028年6月30日までとなる5年契約を締結。移籍金は非公開となっているが、イギリスメディア『BBC』によると、3800万ポンド(約69億円)で両クラブは合意したという。
現在25歳のバーンズは、9歳の頃からレスターに所属する下部組織出身選手で、MKドンズやバーンズリー、ウェスト・ブロムウィッチなどへのレンタル移籍も経験した。2016年12月にトップチームデビューを果たして以降、公式戦187試合出場で45ゴール32アシストを記録。2021年にはクラブ初となるFAカップ優勝にも貢献した。
2022-23シーズンはプレミアリーグ34試合出場で13ゴールを挙げ、チーム内得点王にも輝いたバーンズだが、チームは18位に終わり降格となった。それでも、自身は新シーズンもプレミアリーグで戦うことが決まった。
移籍が決定したバーンズはニューカッスルのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「とても嬉しい。素晴らしいクラブであり、僕にとっては楽しみな取り組みをしている成功したチームに参加できるのは大きな機会だ。だから、ここに来ることができて本当に興奮している。このようなチームに入るのはアタッカーとして夢だと思う。ペースが速く、肉体的な要求も厳しいが、チャンスとゴールがあればその恩恵が目に見えてわかる。だから、間違いなくこのスタイルは僕に合っていると思う」
なお、ニューカッスルにとってはガンビア代表FWヤンクバ・ミンテ(フェイエノールトへレンタル移籍)、イタリア代表MFサンドロ・トナーリを獲得したのに続いて、バーンズが今夏3人目の補強となった。