
マンチェスター・Cに所属するアルジェリア代表FWリヤド・マフレズのサウジアラビア移籍が決定的になっているようだ。19日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
現在32歳のマフレズは、レスターで“奇跡の優勝”に大きく貢献した後、2018年夏にマンチェスター・Cに完全移籍で加入。以降は世界各国のタレントを数多く要する同クラブでウイング(WG)を主戦場に活躍し、ここまで公式戦通算236試合出場で78ゴール59アシストをマークしている。2022-23シーズンは公式戦47試合出場で15ゴール13アシストを記録し、“トレブル”達成に貢献した。
現行契約は2025年6月30日までとなっているマフレズだが、アル・アハリ・サウジから関心が寄せられていることが明らかになっており、今夏のサウジアラビア移籍の可能性が浮上している。
すでに日本と韓国で行われるプレシーズンツアーのメンバーから外れたことが明らかになっていたなか、今回の報道によると、アル・アハリ・サウジは3000万ポンド(約54億円)の移籍金を支払うことでマンチェスター・Cと合意したという。
また、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、マフレズはアル・アハリ・サウジと2027年6月30日までとなる3年契約を締結する模様で、今週末までに契約に署名することが期待されているようだ。
なお、アル・アハリ・サウジには今夏、チェルシーからセネガル代表GKエドゥアール・メンディ、リヴァプールからブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが加入しており、マフレズが加入すればプレミアリーグ勢から3人目の補強となる。