
チェルシーは16日、サントスからU-20ブラジル代表FWアンジェロ・ガブリエルを完全移籍で獲得したことを発表した。
移籍金や契約期間については明らかになっていないが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は1500万ユーロ(約23億円)で、チェルシーはアンジェロと2029年6月30日までとなる6年契約を締結したという。
また、アンジェロは今夏にアメリカで行われるチェルシーのプレシーズンツアーに参加することになるものの、先月にチェルシーのオーナーであるコンソーシアム『BlueCo』が買収したストラスブール(フランス1部)か他クラブにレンタル移籍する可能性もあることが伝えられている。
2004年12月21日生まれで現在18歳のアンジェロは、右ウィングを本職とする左利きのアタッカーで、サントスの下部組織出身。2020年10月に15歳308日でトップチームデビューを果たし、2021年にはコパ・リベルタドーレスで史上最年少得点者にもなった。今シーズンは途中出場が多いものの、公式戦32試合に出場するなど、トップチームでは通算129試合出場で5ゴール10アシストを記録した。また、U-16から世代別のブラジル代表に選出され、U-20でも2試合の出場経験がある。
なお、チェルシーのトップチームではフランス代表FWクリストファー・エンクンク、セネガル代表FWニコラス・ジャクソンに続き、アンジェロが今夏3人目の新加入選手となった。