
パリ・サンジェルマン(PSG)が、セルタ所属のU-21スペイン代表MFガブリ・ベイガの獲得を狙っているようだ。3日、イギリス紙『ガーディアン』やスペイン紙『アス』が伝えている。
現在21歳のガブリ・ベイガはセルタの下部組織出身で、2020年9月にトップチームデビューを飾った。中盤の主軸に定着した昨シーズンは、公式戦通算39試合に出場し11ゴール4アシストをマークするなど大活躍。現行契約を2026年6月末まで残しているものの、多数のメガクラブが獲得に興味を示していることから、今夏のステップアップが噂されている。
2022-23シーズンに大ブレイクを遂げた21歳を巡っては、プレミアリーグ勢からの熱烈な関心が明らかになっており、マンチェスター・Cやリヴァプール、チェルシーが、4000万ユーロ(約63億円)に設定された契約解除条項の支払いを検討していると報じられている。そうしたなか、リーグ・アン連覇中のPSGも今夏のガブリ・ベイガ獲得を希望しており、争奪戦に本格参戦しているという。
今回の報道によると、PSGのガブリ・ベイガ獲得に向けたオペレーションは、新監督就任が決定的となっているルイス・エンリケ氏の承認を受けた上で、ルイス・カンポスSD(スポーツ・ディレクター)が主導となって進行しているという。交渉はここ数日間で急速に進展しており、現時点では争奪戦における“ライバルたち”を大きくリードしているようだ。PSGは近日中に取引を完了させるべく、現在も交渉を進めているという。
今後のさらなる成長にも大きな期待がかかるガブリ・ベイガ。果たして来る2023-24シーズンでは、どのクラブのユニフォームを着てプレーしているのだろうか。争奪戦の行方に注目が集まる。