
リヴァプールが、ライプツィヒに所属しているハンガリー代表MFドミニク・ソボスライに関心を示しているようだ。28日、イギリスメディア『アスレティック』やイギリス紙『デイリーメール』などが伝えている。
現在22歳のソボスライは母国クラブから2017年にザルツブルクの下部組織に加入。リーフェリングへのレンタル移籍も経験し、ザルツブルクのトップチームでのプレーを経て、2021年1月にライプツィヒに加入した。2022-23シーズンは公式戦46試合出場で10ゴール13アシストを記録するなど、中心選手として活躍している。
そんなソボスライにリヴァプールが関心を示しているという。報道によると、すでにリヴァプールは同選手の代理人ら接触をした模様で、今夏の移籍の可能性について話し合っていることが伝えられている。
しかし、今夏に獲得するためには時間がないことも明らかになっている。ソボスライの2026年6月30日までとなっている現行契約には6000万ポンド(約109億円)の契約解除条項が設定されているものの、それが有効となるのは今月30日までとなっており、移籍実現には早急に交渉をまとめる必要があるようだ。
なお、今月30日を過ぎれば、再び契約解除条項が有効になるのは来年1月とも報じられており、今夏中の移籍は現実的ではないと見られている。リヴァプールとしてはアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターの加入に続いて、攻撃的MFのさらなる補強を狙っているようだが、果たしてソボスライを獲得することはできるのだろうか。