
<JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 事前情報◇21日◇西那須野カントリー倶楽部(栃木県)◇7036ヤード・パー72>
女子ツアーでは前週の「ニチレイレディス」で登場した藤倉コンポジットの未発表シャフト、黒い『スピーダーNX』。今週、男子ツアーの会場でも、プロアマを終えた池村寛世、塩見好輝、植竹勇太らが、練習場でテストする姿があった。
直ドラを多用する飛ばし屋の池村は「けっこう動く系なのでやさしいかな。僕は先系が好きなので、気に入っています。つかまりやすくて、球が強いなと感じますし、最後に押してくれるような。球が上がりにくい人にはおすすめです。直ドラもやりやすいです」と、好印象の様子。今大会で使用するかどうかは「まだ悩み中」と話すも、その後も最新シャフトをドライバーに挿したまま練習を続けていた。
今大会のホストプロを務める塩見は「全体的にシャフトのしなりが手元に伝わってくる感じ。ヘッドを走らせたい人にはいいと思う。ヘッドスピードが上がりやすいと感じますし、つかまりやすい。自分でヘッドを走らせなくても、シャフトが仕事をしてくれる」と感触を語る。
2シーズン連続でシードを獲得している27歳の植竹も「つかまりやすいし、やさしい。今週使います」といきなり投入予定。最新シャフトの力を借りて初優勝を狙いにいく。
フジクラといえば男子プロは『ベンタス』、女子プロは『スピーダー』といったイメージがあるが、これをきかっけに男子の『スピーダー』ユーザーが増えるかもしれない。(文・高木彩音)