
トッテナムは17日、スウェーデン代表FWデヤン・クルゼフスキが完全移籍加入することを発表した。
契約期間は2028年6月30日までの5年間。ユヴェントス側の発表によると、トッテナムは3000万ユーロ(約47億円)でクルゼフスキの買い取りオプションを行使。移籍金は6年間の分割で支払われる見込みだという。
移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、当初の買い取りオプションは3500万ユーロ(約54億円)に設定されていた模様。トッテナムは値引きした金額での買い取りに成功したようだ。
2000年4月25日生まれで現在23歳のクルゼフスキは、2016年夏に母国のIFブロマポイカルナの下部組織からアタランタの下部組織へと移籍した。その後はパルマ、ユヴェントスでのプレーを経て、2022年1月に18カ月間の期限付きでトッテナムに加入。2021-22シーズンは後半戦のみのプレーながら、公式戦20試合の出場で5ゴール8アシストという成績を残し、トッテナムのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。
迎えた今シーズンは、序盤の負傷離脱がありながらも、公式戦通算37試合に出場。2ゴール8アシストをマークした。当初は6月末をもって期限付き移籍期間が満了となる予定だったものの、過去1シーズン半の活躍が高く評価され、完全移籍への移行に至った。