
バイエルンは、ナポリに所属する韓国代表DFキム・ミンジェの獲得に興味を示しているようだ。15日、ドイツメディア『スカイ・スポーツ』が報じている。
ドルトムントとのデッドヒートを制して、ブンデスリーガ11連覇を達成したバイエルン。しかし今夏、DFリュカ・エルナンデスとDFベンジャマン・パヴァールがクラブを離れる可能性がある。2選手との現行契約は2024年夏までとなっていることから、バイエルン側は契約延長を打診したものの、両者ともに拒否した模様。前者はパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍希望を、後者はクラブ退団希望の趣旨を通達したことが取り沙汰されていた。
そんなバイエルンは、ナポリに所属するキム・ミンジェの獲得に興味を示しているようだ。『スカイ・スポーツ』によると、バイエルンは同選手との口頭合意に向けて動いており、話し合いは前向きとのこと。この勢いは、代表ウィーク明けにさらに増すとの見方を報じている。
一方でキム・ミンジェに対しては、マンチェスター・UやPSGなども獲得を目指していることが度々伝えられてきた。ナポリとの現行契約は2025年夏までで、リリース条項は6000万ユーロ以下(約92億円)であることも明らかになっている。
今夏の移籍市場で、ディフェンスラインを支えてきた2選手の流出が現実味を帯びてきたバイエルン。前人未到の12連覇に向けてスクデット戴冠の立役者を獲得することはできるのだろうか。