
トッテナムが2部に降格したレスタ―に所属しているイングランド代表MFジェームズ・マディソンの獲得に向け本格的に動いているようだ。10日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。
今季は8位でシーズンを終え、ヨーロッパの主要大会への出場権を手にすることができなかったトッテナム。巻き返しを図る来季を前に、横浜F・マリノスでも指揮を執ったアンジェ・ポステコグルー監督をセルティックから招聘した。
日本人からも「ボス」の愛称で親しまれているオーストラリア人指揮官は、まずはクリエイティブは選手の補強に着手したいと考えているようだ。『talkSPORT』によると、その中でも指揮官が、最優先に希望しているのがマディソンだという。
マディソンは、イングランド出身の26歳で、2018年からレスターでプレー。背番号10番を背負って、チームを牽引し、今季もリーグ戦戦30試合に出場、10ゴール9アシストを記録している。また、マディソンは昨年秋に開催されたFIFAワールドカップカタール2022のメンバーにも選ばれた。レスターとの契約は2024年まで残っているが、チームの財政難や2部に降格したことも相まって、退団することが確実視されている。
“スパーズ”は、トップターゲットの獲得のためレスターと対話を開始したが、レスター側が移籍金を6000万ポンド(約104億6000万円)と高額に提示し、交渉はやや難航しているという。
マディソンには、ニューカッスルやアーセナルなど強豪が獲得に向け動いていると報じられている中で、トッテナムは新たな指揮官の希望通り、チームの柱となるクリエイティブな選手を獲得できるのだろうか。