松山英樹はアウト9Hの練ランで最終調整 気温急低下も首を気にする様子なし

<全米プロゴルフ選手権 事前情報◇17日◇オークヒルCC(米ニューヨーク州)◇7394ヤード・パー70>

自身11度目の「全米プロゴルフ選手権」で大会初制覇、そしてメジャー2勝目へ。松山英樹は開幕前日の17日(水)、比嘉一貴とともにアウト9ホールをラウンドして最終調整を行った。
日中に20度を超えた前日のぽかぽか陽気から一転、この日は最高気温が10度を下回るなかでのコンディションで、午前10時30分にスタート。寒さによって首の痛みが出ないかと心配されるところだが、首を気にする素振りは見られず。前日には「(状態は)少しずつ上がってきていると実感できている」と話していたが、一夜明けたこの日も、笑顔が多く見受けられた。

「ティショットとグリーン周りが勝負」と上位争いについて口にしていた松山は、グリーン周りに特に時間をかけた。花道から、手前のバンカーから、奥のラフなど様々なシチュエーションから技を繰り出した。そのアプローチは2本のウェッジだけではなく、パターを使って手前から転がして寄せるという場面も見られた。

一緒に回った比嘉は、前日には「締まったフェアウェイから関係なくスピンをかけてくる」と松山の技術に目を見張っていたが、きょうもその技術を目の前で見て、打ち方を教わっている様子があった。実際に比嘉が打ったのを見て松山が素振りをする、なんていうシーンも少なくはない。

初日は朝がかなり冷え込むものの、日中は気温が18度ほどまで上がる予定。「自分の状態、体の状態も含めて最終日を万全な状態で迎えられるよう頑張りたい」と意気込む松山。2021年「マスターズ」以来のメジャー2勝目がかかる一戦は、現地時間午後1時25分にトミー・フリートウッド(イングランド)、キャメロン・ヤング(米国)とともに1番からティオフを迎える。(文・笠井あかり)

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