国際ゴルフ連盟がロシアとベラルーシ選手の「中立」参戦を容認へ

IGF(国際ゴルフ連盟)は6日、ロシアとベラルーシの選手に「中立」の立場で国際大会に出場することを認めると発表した。2024年のパリ五輪への出場に関しては未定とし、「IOC(国際オリンピック委員会)がロシア、ベラルーシの出場を決定していないので、IOCの決定に準じたい」と声明でコメントした。
五輪でのゴルフ競技は男女ともにオリンピックゴルフランキング上位の60選手が出場権を得るが、現在のところロシア、ベラルーシの両国ともに出場圏内の選手は有していない。

今年3月、IOCは各国際競技連盟や大会主催者に対し、「ロシアとベラルーシの選手が『中立』の立場で国際大会に出場するのを認めるように」と要請。ただし24年パリ夏季オリンピックへの出場に対しては決定していないとしていた。

一方、ドイツのボンにある五輪フェンシングクラブは、11月10~12日にドイツで開催される予定だった男子ワールドカップ・フェンシングの中止を決定。「ワールドカップにロシアの選手が出場することは考えられない」とし、「現在、非人道的な戦争が続いている状態で、我々アスリートの総意」とした。

デンマーク、ノルウェー、ポーランドでは国際大会の中止が決定、一方で卓球、テコンドー、柔道、五種競技などの五輪種目はIOCの要請に基づき、ロシア、ベラルーシ選手の「中立」での参戦を認めた。(文・武川玲子=米国在住)

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