
こんにちは! あん子です。
卒業、入学シーズンの春。そして、春は習いごとをスタートさせる親御さんも多いのではないでしょうか。
今回の話は、長女の習いごとで反省した体験談です。
長女が3歳の頃、たまたまポストに入っていたスイミングスクールのチラシを見て、体力がつくと思い、長女に勧めてみることにしました。
長女は体があまり強い方ではなく、入院することもあったので健康のことを考えて習ってみてはどうかと思ったのです。
早速、スイミングスクールの体験に行ってみることに。
ほかの子はスイスイ泳いでいるのに、娘はプールの中に入ることすらできませんでした。
まだ3歳。人一倍怖がりの娘。
今日は初日だし、徐々に水泳の楽しさをわかってくれたらいいなと思ったのですが…
結局3ヶ月でやめました。
スイミングの時期に並行して習わせていたのが英語。娘は英語教室に関しては、楽しそうに通っていたのですが…。
英語は、私が学生時代から好きな科目で勉強自体は好きだったのですが会話となると、どうも苦手で…。
そのこともあり、小さい頃からネイティブの英語を聞く機会を持つことで耳を慣れさせて、学校の授業でリスニングに困らないようになったらいいなと思って習わせていました。
「やめる」と長女が言ったとき、ちょうど引っ越しと重なって…。娘がやりたがらなければ、無理して遠くから通わせるのもな…と思い、結局、英語教室もやめました。
どんなに私がこれはいい! ためになる! と思って習わせても、娘が望まない習いごとはお金と時間を費やした割にあまり成果が出ないものだと痛感しました。娘にも申し訳なかったと反省した出来事でした。
今、長女は高校生ですが、スイミングや英語教室に通った記憶はおぼろげであまり覚えていないそうです。
本人の希望により小学生からダンスとピアノを習い始め10年以上続けましたが、このふたつに関してはその間、「やめる!」とも「いきたくない!」とも一度も言いませんでした。
長女の将来の夢は、好きなピアノを生かすことができる職業につくことだそうです。
未熟だった私は、よかれと思って娘にいくつか習いごとを勧め、失敗してきました。
そんな経験から、どんな習いごとをするかに関しては、子ども自身が「習いたい!」というものこそベストな習いごとなのかもしれないな、と今は思うのです。