
バルセロナを率いるシャビ監督が、19日に行われたラ・リーガ第22節カディス戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
ラ・リーガ6連勝と勢いに乗る首位バルセロナは19日、第22節でカディスと対戦した。試合は43分にMFセルジ・ロベルトのゴールで先制に成功すると、前半アディショナルタイムにはFWロベルト・レヴァンドフスキが追加点。このまま2-0で勝利したバルセロナは、2位のレアル・マドリードとの勝ち点差「8」を堅持している。
まずシャビ監督は、過密日程による疲労の色が見えながらも、無失点で凌いだことについて「後半は、インテンシティとリズムが落ちてしまった。でも、それはよくあること。私たちは多くの試合を消化し、さらに2点リードしていた。最後は、カディスに危険な場面を作られてしまったけど、ダイナミックさと、ゲームの内容には満足している。クリーンシートも保てたしね。まだ(マドリーとの)勝ち点差は8のまま」とパフォーマンスぶりに満足感を覚えているようだ。
ここまでラ・リーガ19試合に出場しているものの、その内12試合が途中出場のフェラン・トーレス。公式戦5試合ぶりの先発出場となった同試合では、先制点をお膳立てするなど、右サイドで存在感を発揮した。シャビ監督も「フェランは一歩前進した」と口にしつつ、「左サイドでも快適にプレーできるのが彼の強みだ。バルセロナに来て以来、最高のプレーをしている。自分を犠牲にして、チームのために走り、サイドバックを助け、守備面での貢献度も高い。人々は彼のゴールやドリブルを評価するけど、私たちはそれ以外のことにも目を向けているよ。彼の姿勢は素晴らしい」と同選手を絶賛している。