
チェルシーを率いるグレアム・ポッター監督が、ドルトムント戦を振り返った。15日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグが15日に行われ、チェルシーはドルトムントと対戦。チャンスを数多く作りながら、決められずにいると、63分にCKからのカウンターで失点し、0-1で先勝を許した。
この試合のゴールチャンスの質を数値化した「ゴール期待値(xG)」を見ると、ドルトムントが「1.41」だったのに対し、チェルシーは「2.14」と上回ったが、無得点に終わった。なお、これは今シーズンのCLで無得点に終わったチームで4番目に高い数字となったという。
試合後、ポッター監督はイギリスメディア『BT Sport』で、「特に後半は非常に力強いパフォーマンスだったと思う。多くのチャンスを作り、ゴールに向かって努力をしたが、失点してしまったことにはがっかりしている。後半は我々が支配できていたと思う。まだこれはハーフタイムだし、立て直す必要がある」と振り返り、次のように続けた。
「CKからのカウンター攻撃だった。自分たちが得点を奪うのに近づいていたが、その直後にやられた。失望しているし、改善しなければならない。それを除けば、我々は本当にとても良かった。ただ、得点を入れなければならない。攻撃陣の動きは良かったと思う。どのように攻撃したいかが明確で、適切な場所に入ることもできた。姿勢はポジティブだった」
「サポーターの反応もとてもポジティブだった。彼らはチームのパフォーマンスを見ることができたと思うし、素晴らしい反応もしてくれた。我々はチームを作っている途中であり、ポジティブなことが多くあったことは知っている。常に運が必要だが、運を待つことはできない。選手たちは素晴らしい仕事をしてくれたが、我々は今もまだ苦しんでいる。それでも、仕事をやり続けるしかない」