
6日に発表された、マンチェスター・Cの財務規則違反の疑いという衝撃的なニュース。この件に関して、早くもジョークを飛ばす者が現れたようだ。6日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
同紙によると、リヴァプールやレンジャーズでプレーした元イングランド代表DFジョン・フラナガン氏が、上記の件について冗談めかしたツイートを自身のTwitterで投稿。その内容とは、「2013-14シーズンの優勝パレードはいつやるの?」というもの。優勝メダルの絵文字を添えて綴っていた。
2013-14シーズンのリヴァプールは、ブレンダン・ロジャース監督(現レスター指揮官)のもと、終盤戦までマンチェスター・Cとの優勝争いを演じたが、かの有名な「ジェラード・スリップ事件」もあり、最後の最後でトロフィーが手からこぼれ落ちるシーズンに。結局2位で終わり、悲願のプレミアリーグ優勝は2019-20シーズンまで待つハメとなった。
しかし、今回の告発では、2013-14シーズンにもマンCが不正を行っていたという疑いもかけられており、それが無ければ優勝出来ていたという皮肉入りのツイートとなっている。
フラナガン氏はリヴァプールの本拠地『アンフィールド』の近くに実家があり、リヴァプールのサポーターとして生まれ育った。2011年からは、その愛するクラブのトップチームに昇格。2013-14シーズンには本職ではない左サイドバックのレギュラーに抜擢され、一躍ファンのお気に入りに。その後は負傷なども重なり、バーンリーやボルトン、レンジャーズなど多くのクラブを渡り歩いた後、2022年10月に29歳の若さで現役引退している。
判決結果も含め、行方が分からないマンチェスター・Cの一件。有罪となれば、フラナガン氏の冗談が現実に変わり、遡って優勝パレードが行われる可能性もあるのだろうか。