
ラ・リーガ第19節が行われ、ジローナとバルセロナが対戦した。
現在公式戦7連勝中のバルセロナは、敵地で11位ジローナとの“カタルーニャ・ダービー”に臨んだ。過密日程の中で、前節決勝ゴールを決めたペドリを温存したシャビ監督は、前線にハフィーニャ、アンス・ファティ、ウスマン・デンベレを並べる布陣を採用した。
積極的にボールを保持するジローナに対し、バルセロナは高い位置からのプレスでチャンスを掴む。15分にはファティがGKパウロ・ガッサニーガが持つボールをつつくと、デンベレがゴールを狙うも、ここはガッサニーガが自らセーブ。29分にも再びファティがボールを奪うと、今度は自らシュートに持ち込むも、ボールはわずかに枠を外れる。デンベレの負傷交代で、ベンチのペドリを前半から投入せざるを得ないアクシデントにも見舞われたバルセロナは、このままスコアレスでハーフタイムを迎える。
すると後半に入って61分、敵陣深くでボールを拾ったバルセロナは、フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、ガビ、ファティとテンポ良く繋がり、左サイドからオーバーラップしたジョルディ・アルバがクロス。グラウンダーのボールをGKがキャッチし損ねると、詰めていたペドリがゴールネットを揺らして先制に成功した。ペドリはリーグ戦2試合連続のゴールで、自身のバルセロナでの公式戦100試合出場を祝った。
リードするも試合を支配しきれないバルセロナに対し反撃するジローナは86分、右サイドからのクロスにイバン・マルティンがフリーで合わせるも、シュートは枠を捉えられず。90+6分には再び右からのクロスにクリスティアン・ストゥアーニが走り込むも、ボールはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがキャッチ。最後まで同点弾を許さなかった。
試合はこのまま終了。ペドリの虎の子の先制ゴールを守りきったバルセロナがジローナに辛勝し、3位レアル・ソシエダとの対戦を翌日に控える2位レアル・マドリードとの勝ち点差を「6」に広げた。
次節、ジローナは2月5日にホームでバレンシアと、バルセロナは同1日にアウェイでベティスと対戦する。
【スコア】
ジローナ 0-1 バルセロナ
【得点者】
0-1 61分 ペドリ(バルセロナ)