
■前回のあらすじ
切迫早産入院中は退院するまでシャワー禁止でした。頭が洗えない状態が10日以上続くと不快感やかゆみが出て…。
こんにちは、宝あり子です。
前回は切迫早産入院中に辛かったことをお話しましたが、今回は切迫早産入院時に困ったトイレトラブルについてです。
■頻尿が辛い!
おなかの張り止め、ウテメリンの点滴を使いはじめたら、頻尿に悩まされました。
24時間点滴をしているので夜間もトイレに行きたくなり、夜中に何度も起きてトイレに行かなければならないのが辛かった!
そんなトイレはさらに私を悩ませる問題がありました。
■トイレに点滴台を入れにくい問題
私が入院していた病院のトイレは、個室内の広さが狭かったため点滴台がなかなか入りませんでした。
トイレの個室の入り口で必死に格闘しながらなんとか点滴台をトイレの個室に無理矢理、入れる日々。
そんなある日、おそらくほかの切迫早産で入院中であろう患者さんが点滴台を個室のドアの前に出しているのを見て、衝撃を受けました。
これ以降は私も点滴台を個室のドアの前に出すようになりました。
余談ですが、この切迫早産入院から数年後、別の病院で乳がん治療で抗がん剤の点滴をしながらトイレに行ったら個室内の広さが大きいトイレだったので点滴台はすんなり入りました。
広いトイレはストレスフリーで感動しました(笑)。
しかし、トイレで困ったことはこれだけではありませんでした。
■輸液ポンプのバッテリー問題
切迫早産入院中の点滴は24時間ずっと点滴です。
そのため薬を一定の速度で投与し続けるために「輸液ポンプ」を使用します。
この輸液ポンプはコンセントにつながっているため、トレイに行くときは毎回この輸液ポンプのコンセントを抜いてトイレに行っていました。
ですが、私はこの輸液ポンプが悩みの種でした。
私は妊娠中、便秘がひどくて入院中も便秘に悩まされていました。
そしてトイレにこもっていたら突然…。
音が鳴りだしパニック。
慌ててトイレ近くのナースステーションにかけ込みました。
私が便秘でトイレにこもっていたため、輸液ポンプのバッテリーが切れかけて警告音が鳴ったのです。
コンセントをさせば警告音は止まるのですが、困ったことに私が使っていた輸液ポンプはコンセントから外すと20分もたたないうちに警告音が鳴り始めてしまうため、便秘で苦しいのにトイレにゆっくりこもることができませんでした。
これにより、もともと妊娠中便秘がちだった私の便秘はさらに悪化してしまい…。
続きます。
※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。