サイドバック補強を望むバルサ、カンセロの動向を注視か…夏にオファー提示の可能性

 バルセロナがマンチェスター・C所属のポルトガル代表DFジョアン・カンセロに関心を寄せているようだ。26日、スペイン紙『スポルト』が伝えている。

 報道によると、バルセロナは夏の移籍市場での右サイドバック(SB)の獲得を望んでいるという。現在同クラブではフランス代表DFジュール・クンデやウルグアイ代表DFロナルド・アラウホといったセンターバック(CB)を主戦場とする選手が、右SBを務めることが多くなっている。スペイン人DFエクトル・ベジェリンなど右SBを主戦場とする選手もスカッド内にいるものの、シャビ・エルナンデス監督は新戦力の獲得を希望しているようだ。

 バルセロナは夏の移籍市場に向けてすでにリストアップを開始している模様。これまでバイエルン所属のフランス代表DFベンジャマン・パヴァールやドルトムント所属のベルギー代表DFトーマス・ムニエなどが獲得候補として浮上しているという。こういった選手たちに加え、バルセロナはカンセロの動向も現在注視しており、夏に獲得に乗り出す可能性があるようだ。

 バルセロナのクラブ幹部とカンセロの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏は、すでに複数回に渡ってコンタクトを取っていると『スポルト』は伝えている。また、カンセロ本人も今シーズン終了後のマンチェスター・C退団を検討しており、ラ・リーガ移籍の可能性についても考慮しているようだ。バルセロナは今後も同選手の動向を注視していくものと見られている。

 現在28歳のカンセロは母国の名門ベンフィカの下部組織出身。2014年夏にトップチーム昇格を果たすと、その後はバレンシア、インテル、ユヴェントスでのプレーを経て、2019年夏にマンチェスター・Cに加入した。卓越したテクニックと変幻自在のポジショニング、高い攻撃性能を武器にジョゼップ・グアルディオラ監督のチームで主力に定着。同クラブでここまで公式戦154試合の出場で9ゴール22アシストを記録し、数多くのタイトル獲得に貢献している。

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