
マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、19日に行われたプレミアリーグ第7節延期分のトッテナム戦を振り返った。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
リーグ2位のマンチェスター・Cは、首位のアーセナルに勝ち点「8」差をつけられ、プレミアリーグ優勝の可能性を残すためにも重要な一戦となったトッテナム戦。試合は44分にデヤン・クルゼフスキに先制点を許すと、45+2分にはエメルソン・ロイヤルに追加点を奪われ2点を追う展開に。しかし、後半開始から猛攻を仕掛け、51分にフリアン・アルバレス、53分にアーリング・ハーランドのゴールで同点に追いつくと、63分にはリヤド・マフレズが勝ち越しゴールを決め、逆転に成功。その後、90分にもマフレズがダメ押しゴールを挙げ、4-2で逆転勝利を収めた。
この勝利で首位アーセナルに暫定ながら勝ち点「5」差のところまで詰めたが、グアルディオラ監督は「今のチームはかつての私たちのチームとはかけ離れている。十分に良いプレーをしたが、競争力だったたり多くの面で改善が必要だ。今日はラッキーだっただけで、このままでは再び勝ち点を落とす。情熱が欠如している」と不満を露わにした。
続けて「情熱、炎、勝利への意欲が必要だ。ファンも同じで、前半の45分間は沈黙していた。彼らのブーイングは負けているからであって、悪いプレーをしたからではない」とサポーターに協力を求めつつ、「元に戻すのは私の責務。ファンとチームをかつての状態に戻すつもりだ」と今後に向けて意気込んだ。