
バルセロナに所属するスペイン代表FWフェラン・トーレスとアトレティコ・マドリードに所属するモンテネグロ代表DFステファン・サヴィッチに対し、2試合の出場停止処分が科された。スペイン紙『マルカ』などが報じた。
アトレティコ・マドリードとバルセロナは、8日に行われたラ・リーガ第16節で対戦。後半アディショナルタイム2分、競り合いの流れでF・トーレスとサヴィッチが取っ組み合いとなり、ホセ・ルイス・ムヌエラ・モンテロ主審は双方にレッドカードを提示していた。
スペインサッカー連盟(RFEF)の競技委員会はムヌエラ・モンテロ主審の報告を受け、F・トーレスとサヴィッチに対して2試合の出場停止処分を言い渡した。報告書に書かれた両選手が退場した理由は以下の通り。
「ステファン・サヴィッチ:プレー中、双方がボールに届かない位置で、自らの腕を使って過剰な力で連続的に相手の首を抱えた」
「フェラン・トーレス:プレー中、双方がボールに届かない位置で、相手の髪を執拗につかんだ」
なお、バルセロナではポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキもリーグ戦3試合の出場停止処分を受けている最中。F・トーレスとともに22日のヘタフェ戦、29日のジローナ戦を欠場する。
【動画】両者にレッドカードが提示された取っ組み合いのシーン