
ポーランド代表DFバルトシュ・ベレシンスキが、サンプドリアからナポリに移籍した。7日に両クラブが発表した。
買い取りオプションが付いた、半年間の期限付き移籍。イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、買い取り時の移籍金は180万ユーロ(約2億5000万円)になるという。
1992年7月12日生まれのベレシンスキは、レフ・ポズナンやレギア・ワルシャワなどを経て、2017年1月にサンプドリアへ完全移籍。同クラブでは公式戦通算187試合に出場している。
ポーランド代表では各世代別を経験し、2013年6月にA代表デビューを飾った。2018年と2022年のFIFAワールドカップ、2021年のEURO2020など、通算50試合に出場している。
セリエAで現在首位のナポリでは、キャプテンのイタリア代表DFジョヴァンニ・ディ・ロレンツォが右サイドバックの絶対的なレギュラーとして君臨している。同ポジションにはU-21イタリア代表DFアレッサンドロ・ザノーリもいるが、22歳は出場機会に恵まれておらず、ジェノアへの期限付き移籍が濃厚だ。そのため、信頼できるバックアッパーとして、ベレシンスキの獲得に至ったと見られている。