
アーセナルが、シャフタールに所属するウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクの獲得に向け、再度オファーを提示したようだ。2日、大手メディア『ESPN』が伝えている。
現在21歳のムドリクはシャフタールの下部組織出身で、2018年10月にトップチームデビューを果たし、公式戦通算44試合出場で12ゴール17アシストを記録。今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)では6試合出場で3ゴール2アシストを記録するなど、活躍を見せている。
そんなムドリクには昨夏の移籍市場でもアーセナルが関心を示していたが、獲得には至らず。それでも、獲得を諦めていないアーセナルは先日、総額6500万ユーロ(約83億円)のオファーを提示。しかし、同選手を1億ユーロ(約139億円)と評価しているシャフタールはこれを拒否したことが報じられていた。
今回の報道によると、アーセナルは2度目のオファーをシャフタールに提示したという。金額については明らかになっていないが、最初のオファーを上回っているものの、1億ユーロをまだ大幅に下回っている金額と見られている。なお、イギリス紙『デイリーメール』によると、2度目のオファーは6200万ポンド(約97億円)相当だという。
ムドリク自身はアーセナルへの移籍を望んでいることから、移籍実現はシャフタール次第になっている模様。それでも、両クラブの交渉が破談に終わった場合は、チェルシーが獲得に向かうと見られており、今後の動向には注目が集まっている。