泉ピン子を映画製作会社が提訴 舞台挨拶での言動巡り「パワーハラスメントに当たり得る行為」

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映画製作会社の株式会社HumanPicturesが11月3日、女優の泉ピン子を被告として東京地方裁判所に訴訟を提起し、訴状が受理されたと発表した。

◆映画製作会社が泉ピン子を提訴

2日に東京地方裁判所に訴訟を提起し、訴状が受理された。10月23日に開催された映画『AYUMI』『養父』ジャパンプレミアの舞台挨拶での一連の言動を受け、法的措置に踏み切ったという。同社は、舞台挨拶の場でチケットを購入して来場した観客に対し、泉から「ババア」との侮辱発言があったと主張。さらに、舞台挨拶の進行中およびその前後に出演者・関係者に対する複数の言動があり、その過程で登壇者が最終的に土下座をするに至る出来事も発生したとしている。

これらの言動について、作品の上映・舞台挨拶を主催する立場として「到底看過することのできない重大な問題」であり、「パワーハラスメントに当たり得る行為」と受け止めているとした。本件発生後、当日来場した観客やメディア関係者などから泉の言動に対する意見・抗議が多数寄せられ、現場を目撃した複数の人物から当日の状況を記した陳述書の提出も受けているという。

また、同社代表は当日、泉の業務代行窓口を担当するマネージャーに対し「パワハラです」と抗議。翌朝、同マネージャーから「ほんとに失礼いたしました。申し訳ございません」と謝罪の連絡があったとしている。一方で、現在に至るまで泉本人からの謝罪や発言の撤回はなく、業務代行会社からも正式な説明はないという。

そして、当日の映像・音声記録の精査、関係者への聞き取り、陳述書などを踏まえ、専門家を交えて対応を検討。その結果、「作品、出演者・スタッフ、そして作品を応援し、チケットを購入して会場まで足を運んでくださったお客様の尊厳を守るため、本件を曖昧なまま終わらせることはできないと判断」し、訴訟提起に至ったと説明している。

◆泉ピン子を起用してきた経緯も

同社はこれまで映画・ドラマ作品で泉を起用してきたといい、「そのような関係を重ねてきた中で、今回このような形で法的措置を講じるに至ったことは、弊社としても大変残念でなりません」とコメント。そのうえで「作品に関わる出演者・スタッフ、そして何より作品を応援してくださるお客様の尊厳を守ることは、作品を製作・主催する弊社の責任であると考えております」とつづった。