ひたちなか海浜鉄道湊線の延伸に向け、高架橋や橋梁、盛土の詳細設計が始まります。
延伸区間の高架橋や橋梁、盛土の詳細設計に着手へ
茨城県のひたちなか海浜鉄道湊線の延伸に向け、高架橋や橋梁、盛土の詳細設計が始まります。鉄道建設・運輸施設整備支援機構は2026年10月に入り、延伸区間の詳細設計業務を今年度の第4四半期にも発注することを明らかにしました。
ひたちなか海浜鉄道湊線は、JR常磐線の勝田駅(茨城県ひたちなか市)と沿岸部の阿字ヶ浦駅(同)を結ぶ全長14.3kmの路線です。沿線には「那珂湊おさかな市場」があるほか、終点の阿字ヶ浦駅からやや離れた場所に、コキアやネモフィラが咲き乱れる絶景で有名な「国営ひたち海浜公園」もあります。
延伸事業は、阿字ヶ浦駅から「新駅1(ひたち海浜公園南口ゲート付近)」までの第1工区、そこから「新駅2(ひたち海浜公園西口ゲート付近)」までの第2工区に分け、段階的に進む見込みです。
既存の運行区間には高架区間はなく、全線が地上を走りますが、延伸計画は大半が高架区間となる見通しです。
ひたちなか海浜鉄道は、鉄道事業再構築実施計画を策定し、2025年10月31日に国へ認定申請を行っています。延伸事業に関しては、2026年度から地質調査や詳細設計に着手する方針を明らかにしていました。
鉄道・運輸機構は既に、延伸に向けた地質調査3件を発注しており、2件を基礎地盤コンサルタンツ、1件をアサノ大成基礎エンジニアリングが落札しています。