パリFCでプレーする元イタリア代表FWチーロ・インモービレが、新シーズン開幕を前に現役引退を決断した。
セリエA通算359試合201ゴールの数字を残し、キャリアを通じても公式戦656試合350ゴールという偉大な記録を残した36歳FW。今年1月に加入したパリFCとの契約は2027年6月末まで残っていたが、ケガの影響や家族とより多くの時間を過ごしたいとの思いから新シーズン開幕直前のタイミングで現役引退を決断した。
インモービレはパリFCのチームメイトを前にしたスピーチで「決して簡単な決断ではなかったけど、これまでの自分の行く先々にいつもついてきてくれ、大きな支えとなってくれた家族と、もっと多くの時間を過ごすべき時が来たんだ。僕を思って悲しまないでほしい。将来に向けて、たくさんの計画があるのだからね」とスパイクを脱ぐ決断を下したことを明かした。
1990年2月20日生まれのインモービレは、2009年にユヴェントスでプロデビューを飾ると、トリノ、ドルトムント、セビージャなどを経て、2016年夏に加入したラツィオで長らくエースとして君臨。同クラブで公式戦通算207ゴールを挙げ、2018-19シーズンのコッパ・イタリア優勝などに貢献した。
2024年夏からベシクタシュに加入して19ゴールを挙げる活躍を披露したが、1年でトルコを去り、2025-26シーズンよりボローニャへ加入。しかし、開幕戦でハムストリングを負傷して約3カ月の離脱を強いられ、9試合ノーゴールという結果に終わっていた。
今年1月に加入したパリFCでは公式戦13試合出場で2ゴール2アシストの数字を残していた。また、イタリア代表では通算57試合17ゴールを挙げている。
キャリアを通じてはセリエA通算4度の得点王に2017-18シーズンのヨーロッパリーグ得点王、2019-20シーズンのヨーロッパ・ゴールデンシューとゴールに愛された名ストライカーだった。
【動画】パリFC同僚の前で現役引退を告げる