2027年春から新宿線に導入される新車両「トキイロ」の座席が、実車より一足早く公開されました。
18日まで所沢駅東口に「トキイロ」体験ブースが設置
西武鉄道は2026年8月14日(金)から18日(火)までの5日間、所沢駅東口の「くすのきホール」で、有料イベント「西武・鉄道博覧会2026~昭和から令和を走り鉄分補給~」を開催しています。このイベントでは、2027年春から新宿線に導入される新車両「トキイロ」の体験ブースが設けられ、座席の座り心地を一足先に体験することができます。
「トキイロ」は、座席の向きを変えることで一般車両にも充当可能なライナー型車両です。
今後、2027年春から新宿~本川越間で「トキイロエクスプレス」、2028年春から西武新宿~拝島で「トキイロライナー」として運行を開始する予定。現行の特急「小江戸」と「拝島ライナー」は、いずれも「トキイロ」の新列車に刷新されることになります。
軽量アルミ車体を採用し、消費電力が少ないVVVF制御装置を導入したことで、特急「小江戸」用の10000系と比べて1両あたり約17%の軽量化を実現したほか、消費電力量も約70%削減しています。現在、川崎車両で最初の編成が完成間近となっています。
車両側面は、朝から夕方への移り変わりを表現した波型のグラデーションカラーを採用したことが特徴です。1編成(8両)全ての車両でカラーリングが異なるデザインは、西武初の試みです。
今回のイベントで設置された「トキイロ」体験ブースは、実際に使用されるデザインの座席(試作品)、フォトスポットなどで構成。ブース付近では「トキイロ」のロゴステッカーやうちわ(1人1点まで)が配布されています。
車両の外装に合わせて色が異なる座席モケットを採用
イベント会場では、「トキイロ」が車両の外装に合わせて色が異なる座席モケットを採用すること、車外LEDの列車名表示に専用デザインを導入することが新たに明らかにされました。座席モケットは1~4号車が「赤」、5~8号車は「オレンジ」となる予定です。
座席には電源コンセントを備えているほか、飲料を置くことが可能なカップホルダーやフックもあります。ライナー型車両ではリクライニング機能がない座席が一般的ですが、「トキイロ」ではリクライニング機能が設けられました。
また、座席上部が周囲の視線が気にならない形状になっており、テーブルがないことを除けば、特急並みの設備となっています。
イベントではこのほか、車両モックアップ(新作を加えて大集合した12種類)、小手指車両基地開設60周年展示、沿線今昔展示、車両の進化展示、西武鉄道オリジナルグッズ販売なども実施中です。
入場には、公式アプリ「西武線アプリ」での事前購入(大人500円・小児250円)または、各日の特定時間から会場で販売される当日券(各日200名限定、交通系ICカード決済)が必要となります。当日券は大人600円・小児300円です。