急進左派、注目のホン氏敗北=米6州で与野党予備選

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 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向け中西部ウィスコンシン、南部サウスカロライナなど6州で11日、与野党の候補者を決める予備選が行われた。米メディアによると、最大の焦点となったウィスコンシン州知事選の野党民主党予備選で、穏健派のデービッド・クロウリー・ミルウォーキー郡行政長官(40)が急進左派のフランチェスカ・ホン州下院議員(37)に競り勝った。
 これより先、中西部ミシガン州で4日投開票された連邦上院選の民主党予備選では、急進左派のアブドゥル・エルサイード氏が穏健派候補を僅差で破った。ミシガンと同様に、与野党の勢力が伯仲する激戦州のウィスコンシンに注目が集まったが、エルサイード氏より先鋭的で、事前に優勢と伝えられていたホン氏は伸び悩み、党主流派の支援を受けたクロウリー氏が接戦を制した。
 ただ、急進左派はこの日行われた中西部ミネソタ州の連邦上院選の予備選で勝利するなど、存在感を維持。党内の路線対立は続きそうだ。
 CNNテレビによれば、開票率98%時点でクロウリー氏の得票率は39.8%、ホン氏は39.4%だった。ホン氏は韓国系移民2世で、富裕層増税などを政策目標に掲げる政治団体「米民主社会主義者(DSA)」のメンバー。大勢判明に先立ち支持者を前に演説し、「私たちは美しい労働者階級の運動を築き上げた」と強調した。
 与党共和党陣営では、トランプ大統領の支持を得たトム・ティファニー連邦下院議員(68)が知事選の本選進出を決めた。 
〔写真説明〕米ウィスコンシン州のフランチェスカ・ホン州下院議員=2日、ミルウォーキー(AFP時事)