データで見るW杯のベストイレブン! 「OPTA」がパフォーマンスを分析し、6チームから11名を選出

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 スポーツ分析会社の『OPTA』が20日、スペイン代表の優勝で幕を閉じた『FIFAワールドカップ2026』に出場した全選手のパフォーマンスを分析し、データに基づいて選出したベストイレブンを発表した。

 GKでは、スペイン代表のGKウナイ・シモンが8試合で1失点という記録を残し、ゴールデングローブ賞を受賞したが、大会を通してセーブ数はわずか10回だったために選外に。選出されたスイス代表GKグレゴール・コベルは20セーブを記録し、チームの準々決勝進出に貢献。その中でも傑出したシュートストップ能力を披露し、8.27というゴール期待値に対して、許したのは5失点のみ。データ上は「3.37ゴールを防いだ」ことになり、今大会のどのGKよりも優秀な数字を残したことが評価された。

 最終ラインは4名で、4名中3名はスペイン代表のメンバーに。右サイドバックは、2得点を挙げたスペイン代表DFペドロ・ポロとなった。ポロは大会を通して、どのDFよりも多くのクロス(24本)をオープンプレーから供給し、10回のチャンスを作り出した。左サイドバックは、同じくスペインのDFマルク・ククレジャで、フランスとの一戦ではバロンドーラーのFWウスマン・デンベレを封じ込めることに成功。攻撃面では3度の決定機を作り出し、DFながらアシスト期待値は1.19をマークした。

 センターバックは、今大会の最優秀若手選手にも選ばれた19歳のスペイン代表DFパウ・クバルシと、アルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスのふたり。クバルシはDFでは最多となる699本のパスを試みて671本を成功させたほか、フランスのゴール期待値を0.31に抑える上で重要な役割を果たした。一方のマルティネスは、ラウンド32で1得点1アシストを記録してチームの勝ち上がりに貢献したほか、ボックス内で34回のクリアを記録。前方へのパスはスペインのクバルシとラポルテに次ぐ「169本」を成功させた。

 セントラルMFには、大会MVPを受賞したスペイン代表MFロドリが選出された。かつての輝きを取り戻したロドリは、756本のパスを成功。1大会における最多パス記録を更新するとともに、大会を通じて122本のラインブレイクパスを成功させ、そのうちの76本は最終ライン付近で行われたとのこと。ディユエルにおいても49回の勝利数(全体4位)を記録している。もうひとりは、イングランド代表MFジュード・ベリンガム。その走力とボックス内への侵入能力を活かして7ゴールを記録し、得点ランキングの3位に入った。7ゴールに対するゴール期待値はわずか3.06で、どの選手よりもゴール期待を超過するパフォーマンスを披露。デュエル勝利数50回はトップ3に入る数字だ。

 攻撃的な右サイドには、ベルギー代表MFレアンドロ・トロサールが入った。同ポジションにはフランスのデンベレとFWミカエル・オリーズもいたが、ボール保持時と非保持時の両面での貢献が評価されたとのこと。トロサールが作り出したチャンス数は「17」で、アシスト期待値は「2.17」。この数字を上回ったのはより多くの試合でプレーした4選手のみだった。守備面でも10回のターンオーバーを記録している。

 オフェンシブMFには、今大会を通して傑出したパフォーマンスを披露していたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが配された。得点ランキング2位の8ゴールを記録したほか、大会最多となる25回のチャンスメイクを記録している。そして左サイドには、10得点4アシストを記録したフランス代表FWキリアン・エンバペが入る。オープンプレーからも18回のチャンスを作り出し、得点能力の面以外でもチームに貢献した。

 そしてストライカーのポジションに入るのが、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド。わずか5試合で7得点を挙げ、200分以上プレーした選手の中では最多となる1試合平均「1.35」という数字を記録した。また、1ゴールに要するタッチ数は「17.1」と、効率的にゴールを挙げていた。OPTA選出ベストイレブンの一覧は以下の通り。

■OPTA選出ベストイレブン(4-2-3-1)
▼GK
グレゴール・コベル(スイス代表)

▼DF
ペドロ・ポロ(スペイン代表)
パウ・クバルシ(スペイン代表)
リサンドロ・マルティネス(アルゼンチン代表)
マルク・ククレジャ(スペイン代表)

▼MF
ロドリ(スペイン代表)
ジュード・ベリンガム(イングランド代表)
リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)

▼FW
レアンドロ・トロサール(ベルギー代表)
アーリング・ハーランド(ノルウェー代表)
キリアン・エンバペ(フランス代表)

●OPTA選出のベストイレブン!