FIFAワールドカップ2026優勝を果たしたスペイン代表が、現地時間20日に母国に凱旋した。スペインメディア『マルカ』が盛大な凱旋イベントの様子を伝えている。
120分の激闘となったアルゼンチン代表との決勝戦をフェラン・トーレスの決勝点によって1ー0で勝利したラ・ロハ。これにより、2010年南アフリカ大会以来、通算2度目の世界王者に輝いた。
決戦の地アメリカ・ニューヨークを早々に離れ、母国に帰還したスペイン代表の面々は首都マドリードで、史上最大級の200万人以上を集めた祝賀イベントで盛大な歓迎を受けた。
まずはスペイン国王に優勝報告を行った後、スペイン代表はオープンバスでマドリードの中心部にあるシベーレス広場での祝賀会へ出発。沿道は赤と黄色の“人の川”となり、スペイン国民が英雄たちを称えた。
その光景に驚きつつも、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督を始め選手たちは常に沿道に集まった人々に手を振りながら歓声に応えた。さらに、オープンバスの上で選手たちは優勝トロフィーを何度となく掲げ、その際に一番の歓声を浴びたのは殊勲の決勝点を挙げたフェランだったという。
それ以外にもラミン・ヤマルとニコ・ウィリアムズのお馴染みのダンス、チームの公式ムードメーカー兼DJを務めたボルハ・イグレシアスが、マイクは次々と選手たちに渡しながらうまく場を回した。
凱旋パレードの終着地は、野外スタジアムのような熱気に包まれたシベーレス広場。フリオ・イグレシアス、バッド・バニー、シャキーラ、ケベド、ダニ・マルティン、エル・バリオなどの楽曲が流された中、英雄たちの名前が続けて紹介され、その名前が呼ばれるたびに観衆から大きなレスポンスが返ってきた。
また、その笑顔でスペインを明るく照らした象徴的なサポーターとして知られ、今年4月に小児がんで亡くなったマリア・カアマーニョさん(享年14)や、天国からこの勝利を見守るすべての人々への追悼の意も捧げられた。
祝賀会の熱気が最高潮に達したのは、2度目の世界王者に導いたデ・ラフエンテ監督の名前が紹介された時だった。その歓声は言わずもがな、選手たちがすぐさま駆け寄って指揮官を囲み、空高く胴上げも実施し、チームの結束力を象徴する素晴らしい光景となった。
なお、お茶目な指揮官はその直後にフリオ・イグレシアスの歌を熱唱し始め、選手たちから笑いと歓声、そして拍手を浴びている。
その後、大会最優秀選手賞に輝いたキャプテンのロドリやマルク・ククレジャが盛り上げ役を買って出て、16年ぶりの歓喜の集いは最後まで盛大な盛り上がりを見せた。