「先人の作品づくりを守る」=スタジオ跡地で追悼式―京アニ放火事件7年

生保業界に起こるある変化とは?

 アニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオ(京都市伏見区)が放火され、中にいた70人のうち36人が死亡、32人が重軽傷を負った事件から7年となった18日、現場のスタジオ跡地で同社主催の追悼式典が非公開で行われた。遺族や八田真一郎社長らが参列し、犠牲者の冥福を祈った。
 関係者によると、式は午前10時35分ごろに始まり、遺族や従業員ら約140人が参列。黙とうをささげ、犠牲者に花を手向けた。
 遺族代表は追悼の言葉で「あなたたちの名前がエンドロールからなくなっても、つないでくれた技術で、気持ちで、こだわりで、作品の中で会える」と語り掛けた。
 事件後入社した社員は「皆さんが作品に懸ける姿をこの目で見て感じたかった」と吐露。「『良い作品』を作り上げるために真摯(しんし)に取り組む私たちを見守っていてください」などと追悼した。
 同社設立当時から社長だった八田英明さんは2月、病気のため76歳で死去。後任に就いた長男真一郎さんは「先人たちが築いてきた理念や作品づくりを大切に守りながら、今後も誠実に歩んでまいりたい」とするコメントを発表した。 
〔写真説明〕アニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオが放火された事件から18日で7年となり、現場跡地で営まれた追悼式の祭壇=17日午後、京都市伏見区