2大会ぶり準決勝進出…イングランド代表FWケイン「あと一歩の壁を越えたい」

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 イングランド代表FWハリー・ケイン(バイエルン/ドイツ)が、FIFAワールドカップ2026準決勝に進出した喜びを口にした。

 W杯準々決勝が11日に行われ、イングランド代表はノルウェー代表と対戦。36分にアンドレアス・シェルデルップに先制点を許したが、45+2分にジュード・ベリンガムが巧みなドリブルから同点弾を挙げると、1-1のまま90分が終了。延長戦に入り、93分には再びベリンガムがこぼれ球を押し込んだのが決勝点となり、2-1で逆転勝利を収めたイングランド代表が2大会ぶりの準決勝進出を果たした。

 延長戦も含めて120分フル出場したケインは試合後、イギリスメディア『BBC Radio 5 Live』で、「暑さと湿度。その点では、(ラウンド16の)メキシコ戦よりも厳しい試合だった」と厳しいコンディションだったことを明かしながら、次のように試合を振り返った。

「随所で質の高さは見せられたけど、まだ十分とは言えない。最終的には勝利を手にすることができた。決して美しい内容ではなかったけど、W杯の準決勝進出を決めた。勝敗を分けたのは、やはりジュードが完璧なタイミングで決めた2ゴールだった。あれが勝利の決め手になった。特にボールを持った時のプレーについては、もっと良いプレーができたはずだと思っている」

「チームのトレーニングや、ボールを持った時の能力を見れば、僕たちのポテンシャルは明らかだ。監督は『自由を持ってプレーし、それを最高の舞台で発揮しよう』と話しているけど、まだそれを完全には実現できていない。時折、その片鱗は見せてはいるけどね。フットボールとはそういうものだし、僕たちは依然として素晴らしい戦いを続けている。チームには攻守両面で試合を決められる選手がいる。今はこれを楽しんで、しっかりと回復に努め、重要な準決勝に向けて準備を進めたいと思う」

 なお、イングランド代表は2018年のW杯で4位となって以降、2022年のW杯はベスト8で敗退したが、EUROでは2大会連続で準優勝となるなど、優勝には届いていないものの、一定の結果を残している。

 これら全てに関与しているケインは「代表チームにとって、今は極めて成功している時代だ」と手応えを口にした一方で、「僕たちはあと一歩の壁を越えたいと願っている」と優勝に向けた思いも明かした。

「それが今、欠けている最後のピースだ。頂点への扉を叩いている状態だ。重要な一週間になる。大会終了まであと8日。6週間を共に過ごし、エンブレムへの強い思いを存分に示してきた。いつものように、また次に向けて進むだけだよ」

 決勝進出をかけ、イングランド代表は15日に行われる準決勝で、アルゼンチン代表とスイス代表の勝者と対戦する。

【ハイライト動画】延長戦の末にイングランド代表が準決勝進出!