奥智哉&杢代和人(原因は自分にある。)“手こずった”3パターンの中から採用された1話ラスト告白シーンが完成するまで【「君は夏のなか」インタビュー後編】

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【モデルプレス=2026/07/02】7月1日スタートのテレ東系ドラマNEXT「君は夏のなか」(毎週水曜深夜24時30分〜)でW主演を務める俳優の奥智哉(おく・ともや/21)と原因は自分にある。の杢代和人(もくだい・かずと/22)。話し合いを重ねた第1話ラストシーン。3パターンの中から採用された告白シーンが完成するまで―― 。【インタビュー後編】(※第1話ネタバレあり) 【写真】人気BL、実写ビジュアル ◆奥智哉&杢代和人W主演「君は夏のなか」 原作は、BL界で数々の話題作を生み出してきた古矢渚氏による同名作。“映画が好き”という共通の趣味を持つ男子高校生が、ひと夏の「映画の聖地巡礼」から始まり、やがて大学生へと成長していく、切なくも眩しい数年間を描く珠玉の青春恋愛劇。人よりちょっとだけ不器用でまっすぐな性格の戸田渉を奥、誰もが振り返る学年一の人気者で、実は渉に対してある“想い”や“過去の秘密”を抱えている佐伯千晴を杢代が演じる。 ◆奥智哉&杢代和人、役との共通点 ― お二人がここまで演じてきて、実写ならではの魅力を教えてください。 奥:原作で描かれている渉と千晴の関係性や空気感を、実写ならではの表情や距離感で表現できているのが魅力だと思います。聖地巡礼をしているシーンも素敵ですが、ふとした瞬間に手と手が触れ合うようなドキッとする場面での2人の表情は、特に魅力的だと思います。僕自身、演じていても「もっくんかっこいいな」と実感する瞬間がありました。 杢代:あなたもね。 奥:ちゃんとドキドキしている様子が画に映っていると思います。 杢代:僕も距離感を大切にしています。最初は映画好きの友達の関係性から物語は始まります。高校生特有のノリの撮影もあるのですが、笑い合っているシーンからドキドキするようなシーンがあります。この気持ちの切り替えは、伝染していくからこそ、より丁寧に描いているので、注目してほしいです。 ― それぞれ演じられたキャラクターの魅力と、演じるうえでのポイントを教えてください。 奥:渉は、僕が高校生だった頃に重なる部分が多いと感じています。素直でピュアで、真っ直ぐなところ。あとは、嫉妬して少し機嫌が悪くなるような幼さも、当時の自分を見ているようで、これまで演じてきた中でも懐かしさを感じる瞬間が多いです。 杢代:千晴は、一見クールで大人びて見えますが、渉と一緒にいるときは等身大の可愛さがあって、自分の気持ちに嘘をつかない印象です。思ったことがあったら言いますし、気持ちが溢れたら言葉に出ますが、照れ隠しで少しからかう部分もあって、そこは高校生っぽいなと思います。真っ直ぐでバカ正直というわけではなく、冗談を交えつつでも自分の気持ちが表情に出てしまう可愛らしいキャラクターですが、渉といないときはとても大人びたクールなキャラクターです。 ― 杢代さんも千晴との共通点はありますか? 杢代:千晴は高校生時代に学年一モテているのですが、僕もモテてきた人生ではあったかなと思うので、そこが共通点ですね。 奥:さすが。 杢代:いらないんだよ、その合いの手みたいな。黙っていてください(笑)! 奥:欲しいでしょ? 杢代:いらないって(笑)! ◆奥智哉&杢代和人「対照的なアプローチ」2人が明かす芝居への向き合い方 ― お二人はどのように役作りをしていますか? 奥:芝居の組み立て方やアプローチの仕方は、少し違うのかなと感じています。もっくんは現場で、分からないことはしっかり確認して進めていくタイプですが、僕はどちらかというと相手に任せているというか、まずは自分の中で「こういうことかな」と考えながら進めるところがあります。ただ、今回の作品に関しては監督が自由にやらせてくださるので、そこは信頼していただいているのかなと捉えています。 杢代:確かに、現場での居方は少し違うと感じます。智哉は心配性というわけではないのですが、意外と気にしいなところがあるんです。周りのことをよく見ていて、「自分のために動いてもらわなくて大丈夫です」と言うタイプです。ただ、お芝居の作り方に関しては、智哉は明確に自分の中にお芝居のプランがある人だと思います。僕は逆に、用意してきたものを現場の空気に合わせて変えていきながら、一つの道を見つけていくタイプなので、アプローチの仕方の違いはあるかもしれません。 ◆奥智哉&杢代和人、胸キュンシーンに込めたリアルな心情 ― 第1話の中で、特にお気に入りのシーンや印象的なエピソードがあれば教えてください。 奥:作品全体を通しても非常に重要な第1話の最後のシーンです。原作では2人が並んで座る距離の近いシーンなのですが、ドラマでは2人の間に距離があって、これから2人の関係が変わっていくことを予感させる、良いシーンになったんじゃないかなと思います。 杢代:僕もあのラストシーンは印象深いですが、学校内での撮影も心に残っています。タイトルに「君は夏のなか」とある通り、晴れ渡っていないと夏らしさが出ないのですが、僕たちは驚異の晴れ男で(笑)。学校での撮影は、晴れに晴れまくりました。作品を観ていただいたら、一瞬で“夏”が伝わるくらいの天気の良さだと思います。校舎からも空が見えるので、そこも楽しんでほしいです。 ― 胸キュンシーンも満載だと思いますが、作り上げ方について2人で話し合っていることや、心構えを教えてください。 奥:胸キュンシーンに関しては、監督の判断に任せています。ただ、「こうした方がより良くなるのではないか」といった細かな調整は、2人で話すこともあります。 杢代:どちらかというと、「胸キュンシーンにしたい」という思いはないんです。僕たちがよく話すのは、役としてその場でしっかり生きられているかどうかということです。胸キュンシーンだからといって、キャラクターの枠をはみ出したことはしないように気をつけています。だから僕からも智哉に「ここ、不自然じゃないかな」と相談したり、智哉からも「こうした方が千晴として動きやすいんじゃないか」とアドバイスをくれたりします。 ― 第1話のラストシーンの撮影ではどのような話し合いをされたのですか? 杢代:だいぶ話したよね? 奥:だいぶ話し込んだね。 杢代:だいぶ段取りが長かったです。 奥:手こずったね。 杢代:確かに手こずったと言えば手こずったね。 奥:あそこは千晴の心情が本当に難しいんです。 杢代:「告白をして気持ちを伝えること」をゴールにしていたわけではなく、たまたま一緒に映画を観て、渉が言ったセリフに対して千晴が思うところがあり…一度言ったけれど聞こえなくて、もう一度伝えるというシチュエーションをどうリアルに見せるか。現実の世界ならこうなるだろうというリアルな着地点を監督と話しました。智哉も意見を出してくれて、結局3パターンくらい出たよね。 奥:うん。どのパターンも良かったのですが…。 杢代:「智哉的にはこうかな」「俺はこっちなんだけど」「でもこっちでもいけるよ」みたいな話を結構して、一番良かったパターンが採用されています。 ― ありがとうございました! (modelpress編集部) ◆取材こぼれ話 少しだけ先に取材現場入りした杢代。「奥さん準備しているので、杢代さんの漫談タイム…」と無茶振りをされても、一瞬のためらいもなく「僕、22歳になりまして、この業界を盛り上げていけるように頑張りたいと思います!お力添えをお願いします!」と抜群のトーク力で記者陣に呼びかけ。現場は笑いに包まれた。杢代の“漫談”がちょうど終わったところで奥が入室し、和やかな雰囲気で取材がスタートした。 チェキのサイン入れでは、奥が自身のサインを書き終えた後、ふと筆を止め、何かを書き足そうと思案。その様子をすかさず捉えた杢代から「ちょっと、何書こうとしてるんですか!?」とツッコミが。奥は「まあハートとか」と答えたものの、そこにはキュートな魚が描かれていた。(modelpress編集部) ◆奥智哉(おく・ともや)プロフィール 2004年7月18日生まれ、神奈川県出身。2020年、Netflixドラマ「Followers」で俳優デビュー。2024年、Huluオリジナル「十角館の殺人」でドラマ初主演を務めた。主な出演作はドラマ「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系/2021年〜2022)、「みなと商事コインランドリー」(テレビ東京系)シリーズ、「君とゆきて咲く〜新選組青春録〜」(テレビ朝日系/2024)、「 べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(NHK/2025)、「映画ラストマン -FIRST LOVE-」(2025)など。10月スタートの「俺たちの箱根駅伝」(日本テレビ系)も控えている。 ◆杢代和人(もくだい・かずと)プロフィール 2004年5月20日生まれ、東京都出身。2018年に俳優活動を開始。2021年に「FAKEOTION -たったひとつの願い-」(日本テレビ系)でドラマ初出演を果たした。主な出演作はドラマ「仮面ライダーギーツ」(テレビ朝日系/2022〜2023)、「私たちが恋する理由」(テレビ朝日系/2024)、ドラマ・映画「【推しの子】」(2024)、「君とゆきて咲く〜新選組青春録〜」(テレビ朝日系/2024)、「熱愛プリンス」(MBS/2025)、「九条の大罪」(Netflix/2026)、「GIFT」(TBS系/2026)など。10月スタートの「俺たちの箱根駅伝」(日本テレビ系)も控えている。原因は自分にある。のメンバーとしても活動中。 ◆<放送情報> ドラマNEXT「君は夏のなか」 7月1日スタート テレ東系にて 毎週水曜 深夜24:30~25:00 U-NEXTでは6月24日(水)21時より独占先行配信 スタイリスト:【奥】佐々木悠介 【杢代】ホカリキュウ(KANA-L AGENT) ヘアメイク:【奥】西岡達也(ラインヴァント)【杢代】KATO(TRON) 衣装:【奥】シャツ¥37,400、パンツ¥42,900、INNAT(インアット https://innat.jp/)、スカーフ¥2,800、VINTAGE 、(ティモシーランド@timothyland_vintageandused(Instagram)、その他スタイリスト私物 【Not Sponsored 記事】