苦戦も逆転勝利でラウンド16進出…イングランド代表監督「敗北を受け入れようとしなかった」

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 イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督が、苦しんだコンゴ民主共和国代表戦を振り返った。

 FIFAワールドカップ2026・決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)が7月1日に行われ、イングランド代表はコンゴ民主共和国代表と対戦。7分にブライアン・チペンガに先制点を許したものの、75分にハリー・ケインが頭で同点弾を決めると、86分には再びケインが強烈なシュートを叩き込んで勝ち越しゴールをマーク。このまま2-1で逆転勝利を収め、ラウンド16進出を果たした。

 苦しい展開となった中で勝利を手にした試合後、トゥヘル監督はイギリスメディア『BBC Radio 5 Live』で「今だからこそ言えることだが、疑念を抱くような時間はなかったと思う。それほど激しい展開だった。このチームは敗北を受け入れようとはしなかった。そこが何より素晴らしい点だ。選手たちに迷いは感じられなかった」と振り返りながら、次のように続けた。

「難しい試合だった。先制点を許してしまったし、最初の20分間はプレスの掛け方も上手くいっていなかった。それでも献身的な姿勢は常にあったし、選手たちからは確信のようなものが感じられて、多くのチャンスも作り出した。同点ゴールを決めたことで完全に流れを引き寄せ、自信をさらに深めて逆転することができた。よくやったと思う」

「今の自分たちが置かれている状況を強く意識する場面もあった。大会のこの段階というのは、例えるならFAカップのアウェイ戦で苦戦を強いられかねない1月や2月の時期のようなものだ。そんな時こそ、信念を持ち続け、闘志を見せ、何があっても屈しないことが重要になる。チームが称賛に値するのはまさにその点で、実際にそれを実行し、逆転したのだからね。勝利に値する結果だったけど、そこに至るまでは長い道のりだった」

 この結果、5日に行われるラウンド16では開催国の一つで、ここまで4試合連続完封勝利を収めているメキシコ代表と対戦することが決定したイングランド代表。トゥヘル監督は「準備が万全かどうかはわからない。なぜなら、我々には大きなハンデがあるからね」と難しい試合になることを予想しつつ、勝利への意気込みを語った。

「メキシコは大会開幕当初から現地でプレーしており、高地にも適応している。一方、我々には適応するだけの十分な時間がない。これは大きな不利な点だし、他にも何らかの困難に直面するかもしれない」

「移動はスムーズにできるのか、睡眠は十分にとれるのか、ホテルの外の騒音はどうなのか、といった懸念は尽きない。だが、受けて立つしかない。非常に美しく、楽しみな一戦になるはずだ。多くの障害が待ち受けているだろうが、このチームなら、何があっても準備を整えて臨めるはずだ」

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