浦和レッズは30日、元日本代表FW安部裕葵が契約満了に伴い、今シーズン限りでチームを離れることを発表した。
安部は1999年1月28日生まれの現在27歳。瀬戸内高校を経て、2017年に鹿島アントラーズへ入団すると、日本屈指の名門でルーキーイヤーから一定の出場機会を確保。2018シーズンは鹿島のAFCチャンピオンズリーグ(現:AFCチャンピオンズリーグエリート)初優勝に貢献し、個人としてはJリーグのベストヤングプレーヤー賞を受賞。翌年には背番号を「10」に変更しただけでなく、コパ・アメリカ2019で日本代表デビューも飾った。
同年夏にバルセロナBへ完全移籍し、初の海外挑戦を果たしたものの、度重なる負傷に悩まされ、4シーズンのプレーを経て退団が決定。2023年夏、浦和へ完全移籍加入し、Jリーグ復帰となったが、コンディションの関係で、加入から2年以上もの間、公式戦のピッチから遠ざかった。2025明治安田J1リーグ第34節横浜F・マリノス戦で加入後公式戦初出場を果たすと、明治安田J1百年構想リーグでも4試合のピッチに立ったが、浦和での通算出場試合数は6。明治安田J1百年構想リーグをもって、クラブを離れることが決まった。
退団に対し、安部は浦和を通して次のようにコメントを発表している。
「浦和レッズファミリーのみなさまへ。3年前、どうすれば良いか分からない自分に手を差し伸べてくれたこと、本当に感謝しています。この3年間、チームのみんなのおかげで何とか苦しいことも乗り越えられました。久しぶりにJリーグのピッチに立ったとき、自分以上に喜んでくれる人がたくさんいてくれて、サッカーというスポーツの偉大さ、そしてレッズファミリーの寛大さを実感しました」
「何よりも元気にプレーする姿が恩返しになると思っているので、必死になってサッカーと向き合いたいと思います。みなさまと一緒に過ごせた3年間、本当に感謝しています。ありがとうございました」
【ハイライト動画】苦難を乗り越えた安部がJリーグのピッチへ!