FIFAワールドカップ2026で決勝トーナメント進出を決めた日本代表は、現地時間29日に控えるラウンド32に向けてベースキャンプ地のナッシュビルで調整を行なっている。
オランダ代表、チュニジア代表、スウェーデン代表と同居したグループFを1勝2分の2位で終え、3大会連続の決勝トーナメント進出を決めた日本。ラウンド32では、歴代最多5度の優勝を誇る“王国”ブラジルと対戦。昨年10月に行われた国際親善試合では2点ビハインドから3点を奪って逆転勝利を飾ったが、通算対戦成績では1勝2分11敗と大きく負け越している。
オランダ戦とスウェーデン戦で好セーブを連発し、決勝トーナメント進出に大きく貢献した“守護神”鈴木彩艶は「前回の試合はもちろん反省として生かせる部分はあると思いますが、選手が変わっていますし、より難しくなると思います」と前置きしつつ、ワールドカップの舞台でトーナメントに入り、ブラジルもギアを上げてくると思うので、かなり厳しい戦いになるんじゃないかと思います」と警戒感を示した。
それでも「トーナメントだけでなく、ワールドカップという舞台でガチンコのブラジルと対戦できるのは嬉しい」と語り、目標としている優勝を見据えて「こういったところを突破していかないと優勝は成し遂げられないので、一つの壁をみんなで乗り越えたいと思います」と意気込みを示した。
決勝トーナメントは負ければ終わりの一発勝負。90分間で決着が付かなければ、15分ハーフの延長戦、そしてPK戦と続いていく。鈴木は「引き分けだったらその先のことも考えなければならないですし、試合全体を通した考え方が必要になると思います」とコメントしている。
名将カルロ・アンチェロッティ監督率いるブラジルはグループCを2勝1分で首位通過。エースのヴィニシウス・ジュニオールは3戦連続ゴール中と絶好調だ。鈴木は「ヴィニシウス選手だったりとかは1対1の強さがあるので、そういったところにどう対応するか。よりペナルティーエリア周辺の強度や質は上がるので、そういったところは警戒しなければいけないと思います」と話している。
日本とブラジルによるラウンド32は、日本時間30日の午前2時にキックオフされる。