常磐道に新たなPAが誕生します。
常磐道の新PA、その場所は…
NEXCO3社は2026年5月27日、今年度の「休憩施設における利便性向上に関する取組み」について発表。そこで常磐道にて新たなPAの整備に着手することを明らかにしました。
3社は休憩施設の距離が35km以上となる“休憩施設の空白地帯”を解消すべく、ICの管理用敷地に臨時駐車場を整備するなどしてきました。その一環として常磐道に新設されるのが「大熊PA」(仮称、福島県大熊町)です。大熊ICの隣接地にできます。
大熊ICは福島県内の長い暫定2車線区間に位置し、前後の休憩施設は、ならはPAまで15km、南相馬鹿島SAまで約35kmと、50kmにわたる空白地帯となっています。PAは上り線側がIC料金所の隣接地、下り線側が本線の隣接地に計画されています。
IC料金所の隣接地にはすでに広い駐車場が存在。これは、福島第二原発事故に伴う中間貯蔵施設への待機ヤードに使われていたといい、復興を支えた除去土壌などの輸送車両が利用していたそうです。また、大熊町はPAに隣接して高速道路からも一般道からも利用できる道の駅の整備も計画しています。
大熊町は原発事故により居住地域の約96%が帰宅困難区域となり、段階的に避難指示が解除されたものの、今も多くの人が街を去ったままです。2024年7月時点で人口は9981人を数える一方、町内居住者は増えてきているとはいえ815人に留まります。
町内居住者は自動販売機を含めた買い物施設や交流施設などの不足を訴えているといいます。このため道の駅は日常利用に資する設備としても計画されています。