イングリッシュ・フットボール(EFL)は20日、仲裁委員会がサウサンプトン(イングランド2部)の控訴を棄却し、同クラブに対して下された処分が確定したことを発表した。
サウサンプトンは、プレミアリーグ昇格をかけたチャンピオンシップ昇格プレーオフ準決勝でミドルスブラを2戦合計スコア2-1で下し、23日に行われる決勝でハル・シティと対戦する予定だった。
しかし、サウサンプトンについて昇格プレーオフの第1戦の前にミドルスブラの練習場へスタッフを送り込み、練習の様子を盗撮していた疑惑が浮上。そしてEFLは19日、独立委員会による審理の結果、サウサンプトンの昇格プレーオフ追放と来シーズンのチャンピオンシップにおける勝ち点「4」の減点処分を発表した。
これを受けて、サウサンプトンは処分の軽減を求めて控訴。しかし仲裁委員会はこれを棄却し、昇格プレーオフからの追放及び来シーズンのチャンピオンシップにおける勝ち点「4」減点という処分が正式に確定した。
サウサンプトンは20日、処分の確定を受けて声明を発表。「サウサンプトンに関わるすべての人にとって、極めて残念な結果です」としつつ、「私たちは本件の重大性と、それに伴う厳しい検証を十分に認識していますが、当初のスポーツ上の制裁は不当であるという考えを一貫して持っています。この見解は過去24時間でサッカー界の多くの人々からも広く共有されてきました」とコメントしている。
また、サウサンプトンは今後について「私たちは輝かしい歴史と強固な基盤を有していますが、今こそ信頼を再構築する必要があることは明白です。直ちにそのための取り組みを開始し、この事態に至った経緯を慎重に検証し、学び、責任ある形で前進するために必要な措置を講じていきます。今夜は辛い1日となりましたが、私たちは謙虚さ、責任感、そして事態を正すという強い決意をもって対応してまいります」とした。