海自が初確認! 中国海軍の「最新ステルス艦」を上空から捉えた画像が公開 クルクル回る新型レーダーを搭載

造船”建造量2倍”どう実現する

海上自衛隊は、中国海軍のジャンカイIII級フリゲートを警戒監視任務で初めて確認しました。

2025年1月に就役した中国海軍の新鋭艦を哨戒機が確認

 防衛省・統合幕僚監部は2026年5月19日、沖縄県・久米島沖を航行した中国海軍の艦艇2隻の画像を公開しました。海上自衛隊が警戒監視任務で初めて確認した艦艇も含まれるとしています。

 確認された中国海軍の艦船は、ジャンカイIII級フリゲート「漯河」、フユ級高速戦闘支援艦「呼倫湖」の2隻です。

 このうち、ジャンカイIII級フリゲートは、海上自衛隊が警戒監視任務で初めて確認した艦艇となります。これらの艦船は5月18日午前11時に久米島の北西520kmに出現。19日に沖縄本島と宮古島の間を通り、太平洋へ向けて航行したとしています。

 これに対し自衛隊は、海上自衛隊の第4航空群所属のP-1哨戒機、第5航空群所属のP-3C哨戒機により、警戒監視・情報収集を行ったとしています。

 ジャンカイIII級フリゲート(中国側の名称は054B型)は、日本周辺を度々航行する前級のジャンカイII級フリゲート(054A型)の改良型で、船体が大型化しています。

 両者はよく似ていますが、ジャンカイIII級フリゲートは、船体中央の前部マスト最上部に備えたレーダーが、回転式の新型フェイズドアレイレーダーとなっているのが特徴です。後部マストの形状も細長のスリムなものになっており、艦橋前部に30mm近接防御火器を搭載しています。

 船体サイズは全長150m、幅18m、満載排水量は約6000トン。主要兵装として100mm単装砲1基、30mm近接防御火器1基、三連装短魚雷発射管2基、VLS(垂直発射装置)32セルなどを装備。また艦尾にはヘリコプター用の格納庫と発着甲板を備えています。

 なお、今回確認された「漯河」(艦番号545)は、2025年1月に就役したばかりの1番艦となります。