ウクライナ海軍は2026年10月29日、駐機されていたSu-34を新たに2機撃破したと発表しました。
滑空爆弾が搭載可能な機体
ウクライナ海軍は2026年10月29日、駐機中のSu-34戦闘爆撃機を新たに2機撃破したと発表しました。
撃破されたのは、ヴォルゴグラード州の「マリニフカ」空軍基地に駐機していたSu-34で、ウクライナ海軍が運用する巡航ミサイル「ロング・ネプチューン」が使用されたようです。
Su-34は大型の滑空爆弾(KAB)を搭載可能な機体です。実際の戦闘では、ウクライナ軍の防空網の射程外から地上目標やインフラを攻撃するために使用されることが多く、ウクライナ参謀本部は今回の攻撃について、「このような航空機の破壊は、敵がKABを用いてウクライナの前線地域や民間インフラ、我々の戦士の前進陣地を攻撃する能力を低下させます」と評価しています。
今回使用されたロング・ネプチューンは、2022年4月13日に当時の黒海艦隊旗艦だったロシアのスラヴァ級ミサイル巡洋艦「モスクワ」への攻撃に使用され、同艦の撃沈につながった対艦ミサイル「ネプチューン」の改良型にあたります。射程は従来の約360kmから2倍以上に延伸されたといわれています。
対艦攻撃だけでなく、今回のように対地攻撃にも使用されており、ウクライナが欧州諸国への売り込みを進めている兵器のひとつでもあります。
なお、Su-34の市場価値は1機当たり約5000万ドルとされています。また、ウクライナ海軍は10月中旬にも、Su-34を別途4機破壊したと発表しています。
【結構前線から距離が…!】これが、戦闘爆撃機が撃破された位置です(画像)