エヴァートンは9月1日、マンチェスター・シティから元イングランド代表FWジャック・グリーリッシュがレンタル移籍加入することを発表した。レンタル移籍期間は2026-27シーズン終了時までの1年間と伝えられている。
グリーリッシュは1995年9月10日生まれの現在30歳。アストン・ヴィラのアカデミー育ちで、ノッツ・カウンティへレンタル復帰を経て、2014年5月にトップチームデビューを飾った。2017-18シーズンからは背番号「10」をつけ、2018-19シーズンには3シーズン連続でチャンピオンシップ(イングランド2部)に沈んでいたクラブのプレミアリーグ昇格に貢献。プレミアリーグでも輝きを放ち、アストン・ヴィラでは公式戦通算213試合出場32ゴール43アシストを記録した。
2021年夏、当時の英国人史上最高額となる1億ポンド(約198億円)でマンチェスター・シティに完全移籍。背番号10を与えられ、大きな期待が寄せられたが、シーズンが進むごとに序列が低下。マンチェスター・シティでは公式戦通算157試合出場17ゴール23アシストをマークしていたものの、昨年夏に開催されたFIFAクラブワールドカップ2025では招集外に。通算39キャップを誇り、EURO2020の準優勝やFIFAワールドカップカタール2022のベスト8入りに貢献したイングランド代表からも遠ざかるようになり、夏の移籍市場ではエヴァートンへのレンタル移籍を決断した。
エヴァートンでは加入直後の8月にプレミアリーグ月間最優秀選手賞(MVP)に輝くなど、即座にインパクトを残し、左ウイングの主力に定着。昨シーズン後半戦は負傷の影響で棒に振ったが、公式戦22試合の出場で2ゴール6アシストを記録。シーズン終了後にはマンチェスター・シティへ復帰し、今季はプレミアリーグ1試合とコミュニティシールドの計2試合に出場していたが、移籍市場最終日にエヴァートンへの再レンタルが決まった。
2度目のエヴァートン加入を果たしたグリーリッシュは、クラブを通して次のようにコメントを発表している。
「最高の気分だよ。本当に幸せだ。サッカーに限らず、人生のあらゆる面で、愛されていると感じる時が一番力を発揮できると思っている。ここでは、監督、チームメイト、そして何よりもファンの皆さんが、まさにそんな愛情を僕に与えてくれた」
「エヴァートンのファンの方々にお会いするたびに、純粋な愛情を感じていた。(昨季プレミアリーグ開幕節の)リーズとの初戦以来、彼らが僕を温かく迎えてくれたことは、決して忘れない。僕にとって大きな意味があることだし、僕のプレーが、少しでもエヴァートンのファンの方々を喜ばせることができていれば嬉しいよ」
「昨シーズン、最初の6カ月間は最高の時間を過ごした。その後、ケガをした後もチームに残った。プレシーズンからシーズン開幕後まで、エヴァートンの試合はすべて観戦しているよ。今は準備万端だ。明日からトレーニングを始めて、試合に備えたいと思っている」
【動画】ジャック、帰還!